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光のベールに包まれて  作者: 瀬廣 真
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14.旅路

評価・ブクマありがとうございます!

体調不良で今日は1話だけ、すいません(´;ω;)

渦の浄化が出来た事が確認されたので、北にある瘴気の森への浄化の日程が組まれる事になった。先日の森での魔獣よりも量も増える事が予想されるので、騎士団は第1・第2騎士団が随行し魔術師は選出された者達で構成された。


王都から片道4日掛かり、森に沿って砦を持つマウラの町を拠点とするらしい。周りが準備でバタついている間、私はアルン様とギリギリまで力の制御に時間を使った。


先日の渦の浄化では、人体の浄化と違い強い抵抗を感じ浄化するのに時間がかかってしまった。アルン様とも相談して、もっと効率良く力を循環させ渦を圧縮する事を意識した練習をした。イメージとしては、渦を包む光に流れを作り…その流れを高速回転させながら小さくする様に。抵抗されるなら、それよりも大きな力で抑えるしかない。


瘴気の森には、大量の渦が存在しているので1日に複数浄化する必要がある。その為には、前回の様な1つの浄化だけで動けなくなる様では困るのだ。いかに効率良く力を放出し、いかに詳細にイメージするという事を意識して出発まで練習を重ねた。



今回の移動は日にちも掛かるので、馬車での移動となる。白いシャツに茶色ベースの乗馬服を着て、上から黒のケープを羽織っている。


道中、いくつか小さな町を経由し宿屋を上手く使いながら、無理な所では野営するようだ。この世界に来てから王都と先日浄化した森しか知らないので、景色を見ながら移動するのは楽しかったが馬車でも、やはり身体は辛いものだった。車の様にスプリングが効いていないので、いくら柔らかなクッションを重ねても大変なもので、小さな宿屋でもベットで休めるのは本当に助かった。


小さな町でも、少しの休憩をして私にはすると決めていた事があった。ジークにお願いして町の町長さんに会い、町の人々の中に瘴気で困ってる人がいないかどうかの確認だった。現状、この世界で瘴気を浄化出来るのは私だけとなる。この世界全ての人を浄化出来るかと問われれば、無理だと思う。私だって人間で疲れもすれば移動にも時間もお金もかかるのだ。それでも、自分が訪れる場所で困ってる人がいるならば出来る事をしてから進みたいと思っていた。


今日訪れた町では、やはり数人の瘴気の影響を受けた人がいたので…浄化させてもらった。半信半疑だった人達も浄化してしまえば、感謝してくれた。大人数の移動で、私だけの都合で遅れるのは避けたかったから出来る限り休憩の時間を削り対応した。



2日目は丁度経由の町が無かったので野営となったが、キャンプみたいで少し楽しかった。私は進んで食事の準備を手伝だったが、以外だったのはジークも手伝ってる事だった。


「とても手際がいいんですね」


「騎士ならば一通り自分の事は自分でするんだよ、私は第2王子だから帝王学も勿論学んだけど…どちらかと言うと騎士団での鍛錬の方が多かったかな」


「そうなんですね、それでも進んで野菜を刻む王子は珍しいんじゃないですか?」


二人視線を合わせてクスクス笑いあう。出来上がった物を皆さんに配ったり、騎士の皆さんと話しをしたり本当に楽しい野営だった。



3日目には、馬車で退屈だろうと…ジークが相乗りで馬に乗せてくれた。短い時間なら凄く気分転換になって良かったが、密着・頬ずりは必須でした。この日立ち寄った町は前日の町よりも、瘴気の影響を受けている人が多く。渦に近いほど影響が出やすいのかもしれないと思った。ここでの浄化が終わり次第出発して、出来る限り進み今日も野営との事だった。



4日目この日も気分転嫁にジークが相乗りしてくれていて広い草原の道を進んでいた。


「ミオ、ほら見えるかい?あの灰色の壁に囲まれているのがマウラ砦だよ」


「ここから見ても分かるから結構大きいのね」


「深い瘴気の森の魔獣対策に防衛も、きっちりしないと魔獣が至る所で暴れてしまうからね。それにしてもミオ、あまり顔色が良くない。馬に酔ったかな?」


「うぅん、そこまで気持ちが悪い訳ではないの…なんていうかザワザワする…。渦に近づいてるからかな?よく分からないけど。」


「そうなのか、砦に着いたらまず休憩するといい。」


「ありがとう、大丈夫だよ」


そうして到着した砦で、隊長のオリバーさんと挨拶を交わし部屋に案内されて、お風呂と夕食頂き休む事となった。



お読み下さり、ありがとうございます!

感想・評価頂けたら励みになるので

どうぞ、よろしくお願いします。

場所は、最新部分の本文・後書きの下にあります。


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