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お手紙はじめました

連続投稿3話目。

短めです。



家に戻り、さっそくペンを取る。


『手紙をくれた方へ


こんにちは。名乗っていなかったらすみません。私はユリといいます。


いただいた手紙は私が受け取って大丈夫でしたか?

文字が読めなくてわかりませんでしたが、お花の香りに癒されました。

ありがとうございます。

それでは。


ユリ』



…こんなものかな。

あまり個人情報書くのも怖いし。

内容がないような手紙になってしまった。



折りたたんだ手紙を瓶の中に入れて眺める。

数分見つめていたけど変化がないので飽きて、買ってきたパスタを食べ、明日の授業のことをぼんやりと考えながらまた瓶を見る。



ーーーない。


え、待って本当に…っ?なくなってる…!数時間もたってないよね?


逆さにしても瓶に入れたはずの手紙は出てこない。タネも仕掛けもない。むしろ仕掛けられない。


驚いて声もないとはこのことだ。



でも、この不思議な現象にぞわりと背筋が粟立つのと同じくらい心のどこかでワクワクする自分もいて、自分て案外図太いんだなぁと他人事のように感じていた。


お読みくださりほんっとうにありがとうございます…

精進しますので…

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