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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

鍵ノ話

二ノ鍵

作者: SAYO

おや、いらっしゃいませ。

どうなさいました??

あら、わからない??

ささ、そこに座って!

紅茶をいれましょう。

お砂糖は?

おやおや、見た目は細いのにえらく甘党なんですねぇ。

一口飲むだけで糖尿病になりそうですw

はい、どうぞ。

...落ち着きましたか??

なら結構。

おやおや泣かなくてもいいのですよ?

辛いことは吐き出せば良いのです。

ここには私しかおりませんから、話相手がいないのです。

お話、聞かせてもらっても?

...ふむふむ。

先月友達とお茶会した帰り、いつも住宅街に入る辺りから誰かがついてきていたと。

なんだか怖くなり走っていつも帰ってた。

その日から昨日までずっと続いていた。

そして今日は違ったと。

いつもの視線もなく、ついてきている人もいないから気持ちが楽になった。

そう考えていたら急に目の前が暗転したと。

次に目が覚めたら身体が揺れていた。

あぁあ!!みなまで言わなくて大丈夫ですよ!!

それくらいわかりますからww

...それで身体が動かなくなるまで酷使され、気を失い、気がつけばここにいたのですね。

それは辛い思いをしましたね。

単刀直入に申しましょう。

貴女はお亡くなりになられました。

精液を喉に流され、詰まり、窒息死させられたのが原因です。

今、貴女には2つの道があります。

ひとつめ、その感情を永遠に背負ったまま意識をもつ代わりに、貴女を殺した者を生きている方が辛い人生を97歳まで送らせることができる。

ふたつめ、その感情ごと貴女の意識をリセット、次の命へ引き継がせる...

どちらがよろしいですか??

...まぁ悩む時間はたっぷりとあります。

よくお考えください。

もしひとつめの選択肢を選ぶなら、この鍵をその殺した者の心の臓へ差し込んでくださいな。

ふたつめの選択肢を選ぶなら、鍵を私にお返しくださいませ。

ではまた...

二ノ鍵、読んでいただきありがとうございました。

ここまで書いてさあ投稿!!と思ったらログアウトボタンを押した上にパスワードを忘れ、メールアドレスを忘れ...

終わったと思いました( ̄▽ ̄;)

まぁ思い出したのでよかったです( ̄▽ ̄)

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