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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
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倒れる

作者: 雪猫
掲載日:2026/09/15


俺の周りで倒れている俺がいる


息もしていない


何人も何人も


俺が倒れている



あまりに疲れすぎて幻覚が見えるのだ


靄に覆われていたような数多の遺体が


今、はっきりと見えてくる



懸命に努力して限界を迎えて倒れた姿


死んでいる


死んでいる


限界を何度も越えて


今動いている俺は


まだ生きているのか




もう限界だ


限界だ




俺の背中から俺が出て、ぶっ倒れる


限界だ


限界だ


背中から、出ては倒れ


出ては倒れる




もう駄目だ


もう




俺は倒れた



倒れる瞬間


別の俺の背中から出て


俺は倒れた





まだ動いている俺の遠い背中が


見えた





その背中に


思った







いつまで





いつまで








悲哀も



闇へと消えた






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