表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/18

9・歴史が変わった日

2020年7月23日。

世界が集まったこの日。

地球人にとって、歴史的な事件が起きた。


自宅で20代の男性が同い年の女性とオリンピック開会式の中継を見ている。

会場では選手たちがスマホをかざしたり、手を振りながら歩いている。

観客席では、様々な国の人たちが自分の国旗を振り、楽しそうに声援を送っている。


ヒューーーーードォン!!


いきなりすごい衝撃音が会場のど真ん中に落ちた。


シューっと煙が上がり、煙の中から170センチ程の人型モンスターが出てきた。


会場内にいたカメラマンに近づいたかと思うと、オノのようになっている手先で切りつけた。

カメラとともに真っ二つになったカメラマンが血を吹き出して倒れる。


「きゃあぁぁぁー!!」


会場はパニックになり、選手や観客が逃げ出している。


後を追うように次々に会場に衝撃音が鳴り響き、煙の中からモンスターが出てきた。

近くにいる選手やカメラマンに襲いかかっている。


◇ ◇ ◇


女性アナウンサーが取り乱したように実況している。

「なんでしょう、あれは?!未確認生命体が人々を襲っています!信じられない光景です!」


一緒に中継を見ていた20代の女性が声をあげた。

「なにこれ…ちょっと来て!!」


「騒ぐなよ。演出だろ?」

女性と同い年の男性は呑気に隣の部屋でテレビゲームをしている。


「あれをご覧ください!!」

アナウンサーの叫び声と共に、カメラが空中にクローズアップされた。


「ひと…?」

テレビ画面に釘付けになっていた男性は、目を細めて思わず画面に顔を近づけた。


人が3人宙に浮いていて、空からスタジアムを見下ろしている。


◇ ◇ ◇

 

宙に浮いている女性「わぁ!すごい数!!」

宙に浮いている男性「ショータイムだ。」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ