第1章 2 勝手に召喚だと....てか家族で魔術師なんかいたのかよ!!!
第1章1-2 王との対話
「目覚めよ....少年....」
なんか、ゲームとかでありそうなセリフが聞こえてきた。
「ん~まだ寝みよ~」
中々、起きない王がちょっと不安な顔をし始めた。いや、えっ?このセリフ聞こえたら自然と目が開くもんじゃないの?と王は思っている。
「目覚めよ!!!少年!!!!」
「うっせぇ!!!まだ寝みって言ってんだろうが!!!!」
目が覚めた主人公そこに見たものはファンタジーの世界だった。驚きが隠せない瞳孔が開きっぱなしなっている。
「ようやく目が覚めたか貴公よ。」
知らないおっさんが話しかけてた。
「おっさん誰?てか、何ここは?光に包まれてからの記憶がないんだが...」
「貴公を呼び出した者である。私はこの国の王 アキラオ・デヴィッドだ!!!」
身なりが完全に王の格好ではないおっさんが急にそんな事を言い出したので何故か物凄く怒りが湧き上がってきた。
「おいぃぃぃぃぃぃぃ!!いきなりこんなところに呼び出しやがって!!それにおっさんが王とか身なりが王の格好じゃないんだよぉぉ!!もっとましな嘘をつきやがれ!!!」
一旦落ち着こうとさっきコンビニで買ったものが落ちていた。タバコを一服しながら王と名乗るおっさんと何がどうして俺を呼んだのかを聞いていた。
「で、おっさんが暇すぎて書斎に行ったら召喚の書って言うのがあって試しにやったら俺が召喚されたと...ざっけんなコラー!!!暇つぶしでやってんじゃねぇ!!!」
「いや~ごめんねwwまさか本当に出てくるとは思って無かったんだよねww」
王は笑いながら言ってきた。幸助はファンタジーとか全然わからないこの状態でどうすればいいのか迷っていた。とそこに美しい女性が来た。
「お父さんここで何をしていらっしゃるのですか?早く着替えてください。これから他国の方と会議ですよ!あれ?その御方は誰ですの?」
見つかってしまった。王は笑いながら幸助と女性を見た
「貴公はお前の夫になる方だよww」
「おっさん!!!!何言ってんだ!!!!」心の中で叫んだ
女性の方はこちらをずっと見つめていた。
「お父さん私はもっとカッコいい人がいいです。」
幸助に100万ダメージが入った。おっさんは大爆笑している。
「お父さん冗談はこれまでにして、早く着替えて来てくださいね」
といい部屋を出て行った。おっさんは着替えに書斎を出て行き一人になった。今後どうするか考えていた。幸助は、以前高校卒業後にすぐに軍隊に入隊し3年で除隊した。からと言って生きて行けるとは思っていないのでおっさんに話に行こうとしたが見当たらないどこにいるのか全くわからないまま城の外に出てしまった。
「ん~外に出てしまった!!!!中にどうやって戻るんだ!!!どうしよう!!!」
としている間に門番に見つかってしまった。
「貴様!そこで何をしている!!捕まえろ!!!!!!」
なんか、兵がいっぱい出てきた。とりあえず町が見えたのでそこに猛ダッシュして逃げた。金もないし身なりが周りとは全然違うせいでものすごく目立つ。どうするか汗だくだ。
とその時、突然男が目の前に現れた。なんかの商人みたいなやつだ。
「お兄さん、その服珍しいですね。もしよかったら譲って貰えないですかね?もちろんタダとは言いませんよ。こちとら商人なんでね。高値で買わせていただきますよ」と微笑みながら言ってきた
「そうっすね~いくらで買い取ってくれる?あとおまけに服もつけてくれ!」
と言うとしょうがないですねと面で交渉してくれた。金は金貨36枚に銀貨28枚銅貨960枚くれた。おまけの服はあまり目立たない服をくれた。
「毎度ありがとうございます。何かありましたらまたお願いします!」
嬉しそうに店に帰った行く。お金と服が手に入ってウキウキしていた。が兵に見つかったので逃げまくったが捕まった。