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異世界での生活は慣れますか?  作者: 田中優磨
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力ないものは力あるものに

涼香が仲間に一応入ってくれた。魔王と戦う時にしか呼び出せないのは厳しいが多分大丈夫だろうと幸助は思っている。モルタルが全身成型を終えて美しい女性になった。これでこの国は安泰だね!息子から娘になったからね!

ギルドに向かって歩いている幸助一向。


道中に何やら複数の冒険者が何かをしている不思議に思い近づいて行ってみた。


「あの~何をしているんですか?」


幸助は武装がガチガチな装備をしている男性の所に話をしに行った。


「ん?あんたは確か魔王襲撃の時の捕らわれてた仲間の一人だった人か。何しているか見ればわかると思うが」


わからないから聞きに来たんだろうがと幸助は思った。


「いや~すいません俺、無知なもので・・・」


申し訳ない感じを出して話を聞いた。


「仕方ないベテランの俺が教えてやろう!」


と嬉しい顔をして幸助に教えてくれた。


「あれはな、これからここを通るブーシーという動物が通るんだそれを捕えるための罠なんだ。ブーシーはわかるか?」


ブーシーとは豚と牛の融合した生物である。


「あれだよな、ブーシーってめちゃくちゃおいしいやつだよな!依頼か何かで捕らえるように言われたのか?」


幸助は依頼だったら俺も受けたいなと思っている。ブーシーは2メートル近くのデカい生物だがそこまで強くはない幸助でも勝てると思う生物だ。(変身しなくても)


「いや、依頼ではない俺の家畜にしようと思って捕まえるんだ。」


ん?待てよこんなにイカツイ装備しているのに冒険者じゃないのか?幸助は不思議に思いイカツイ装備の兄ちゃんに冒険者か聞いた。


「あの~お兄さんは冒険者ですか?」


「いや違うが俺達は酪農家らくのうかだが」


見た目からして冒険者かと思っていたがこの世界の酪農家の人たちは皆こんな格好で仕事してるのか?息苦しそうな格好で「お疲れ様です」と幸助は思った。


そういえばアシオルトとモルタルがいないと思ったら2人で草原の方にいるウーシーを片っ端から捕獲している。酪農家の方々は目を点にして見ている。


「あんなに捕まえられるのか、俺達には無理だすげぇ早い捕まえるのに俺達全員で行っても捕まえらるのか不安になるぐらいなのに」


とウーシーは酪農家からすると捕獲するのに難しい生物のようだ、確かに幸助も倒すのは簡単だが捕獲となると苦戦するだろう。捕獲は難しいのだ。


「コースケこれで全部みたいよ。報酬の話をして頂戴」


アシオルトは意外と仕事はできる。さて、お兄さんお話ししましょうか。と幸助は笑いながらイカツイ装備のお兄さんの元にじりじりと近づいて行った。


話は進んでいき報酬としては少し少ないがウーシーの調理してある肉を半分以上貰えたので「まぁいいでしょう」と思いギルドにまた向かって行った。


2日間経ってやっとギルドが見えてきた。冒険者ギルド受付にダンジョン報告をし報酬を貰った。

帰ろうとした時受付のお姉さんから嬉しい情報を手に入れた。

ギルドに帰る途中、茂みにフル装備の酪農家に出会った。そこでウーシーの捕獲を勝手にやって報酬の交渉をしだした。完全に盗賊まがいな感じがある。

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