第1章 14 複数能力持ちはチーター
ダンジョン探索に行った幸助とアシオルト。そこには大きなドアにキーボード、壁には「絶対破られ~ん」と書いてある日本語
第1章 1-14 仲間になってくれませんか?
電気がついた。
「あなた誰かしら?」
そこには、眼鏡をかけた女性がいた。
「ごめんなさい。私、道に迷ってしまってあなたの家に来てしまったみたいですね。」
アシオルトが何か言い訳をしている間、幸助は部屋を出て行こうとした。
ドドドドドドド・・・・
通路奥から大きな足音が聞こえてきた。
「ちょっと先生!帰って来たのですか!」
奥からモルタルが走って来た。モルタルは前に合った時と変わっていなかった。
先ほど先生と言っていたがまさかこの女性がモルタルの整形していた人か!幸助は頭の中で「整形美容外科」のCMが流れた。
「ちょっ!モルタルあなたなんでここにいるの?」
アシオルトは不思議そうにモルタルのそばに近づいて行った。
「あら!アシオルトちゃん!コースケはいないのかしら?」
と言われたのでモルタルの後ろから幸助は偶然を装って現れたがアシオルトに怒られた。
「コースケふざけんじゃないわよ!何一人で隠れてるのよ!私めっちゃ怖かったのよ!」
涙目で言ってきた。ちょっと可愛かったが前に言われ続けいるゴミだの色々言われた事がまだ根に持っている幸助であった。
「悪かった。今度は隠してやるから」
心の中で笑いながら(まぁ今度っていつの今度は言っていないがな)と思っていた。
「まぁそんなことよりお姉さん誰ですか?」
と幸助が眼鏡をかけている女性に話しかけに行った。彼女はこちらを不思議そうに見ている。
「もしかして日本から召喚された人ですか?」
眼鏡をかけた女性が言ってきた。幸助は「やっぱりこの人召喚された人だ」と確信した。
「そうです!俺、日本から召喚された幸助って言います。お姉さんも召喚させられた人ですか?」
と幸助は言うと眼鏡をかけた女性は召喚ではないと言ってきた。召喚以外にあるとしたら転生だがこの女性は日本で亡くなってしまった人なのか?幸助は思ったが正解だった。
「私は殺されてここに転生させられたの。申し遅れましたが私の名前は東 涼香
です。」
名前を言った。幸助は涼香さんとちょっとお話あるからアシオルトとモルタルは部屋から出て行ってくれと頼んで二人きりになった。
「東さんでいいですか?」
「下の名前で読んでいいですよ。」
「じゃあ涼香さんに質問なんですが転生って言ってましたがあれですか!神からチート能力授かったって感じですか?」
「チートって言えばチートかなウチが授かった能力は創造ですね。思ったものを作り出すことができます。外にあったと思いますがあのキーボードと自動ドアはその想像で作りました。帰って来た時に開いていたので驚きましたが日本人の方だったら開けれますよね。話は変わりますが幸助さんは召喚って言っていましたが何か能力は貰っていないのですか?」
幸助は持っているが言うのがちょっと恥ずかしくて持っていないと言ってしまったが涼香は嘘だとわかっていた。
涼香は他にも能力を持っていて相手のステータスを見れる能力とこの世界の魔法を全部使える能力と全属性の持ち主のガチチーターだったからである。
「幸助さんは変身するタイプなんですね。あれ変身の時のステータスが見れない。おかしいなぁ。」
幸助は「この人転生させた神から色々貰いすぎだろ!!!」と口には出さなかったが内心思っていた。
平等って言葉は何だろうこの世界に平等なんて言葉はない。
「涼香さんよかったら俺のパーティーに入って貰えませんか?その能力だったら魔王も倒せると思うんです。この世界の為にも一生に戦って貰えないですか?」
幸助は告白ポーズみたいな形で手を差し出していた。
日本に住んでいた東 涼香に出会った幸助一向。涼香は複数の能力持ちのチーターだった。この人なら魔王にも勝てるってかこの人だけで勝てると幸助は思っていたが・・・・