第1章 13 ダンジョン探索は何が起こるかわからない
クエストを受注し幸助とアシオルトはダンジョン探索に出かけた。階段を下りに下ってやっと着いた。そこには壁に日本語が書かれており近くにキーボードが置かれていた。幸助が壁に書かれていた文字をキーボードに打ち込んだら目の前にあるドアが大きな音を立てて開いていくそこに合ったものは
第1章 1-13 ダンジョン探索は早い者勝ちと相場は決まっている!
幸助がキーボードに打ち込みドアが開かれた。
アシオルトが先に中に入ってしまった。
罠などが仕掛けられているかもしれない気を付けて行きたいがアシオルトはどんどん進んでいってしまう。見ている限り罠はないのか?アシオルトの後ろを歩いている。
「コースケなんかあそこの部屋、光ってるんですけど」
アシオルトが指をさしている部屋に目をやるとそこには財宝があった。
「コースケ!これで私たち大金持ちよ!これでバイトもしないで済むわ!」
アシオルトが大騒ぎしだした。
確かにこれはすごい東京ドーム半分くらいの部屋に財宝がびっしりとあるのだ。こんなにあるのはなぜだろう。幸助は疑問に思っていた。
まさかこれは何かの罠なのではないのか?日本語で書いてあったパスワードにキーボードこの世界には絶対にありえないのだ。
幸助は自分以外に召喚された日本人がいるのではないのかと思っている。それに幸助と違って召喚させた時に絶対に特殊能力を貰っていると思っている。多分、製作性の能力を貰ったと思う。こんなに財宝を作って何をしたかったのか。
「アシオルト何か財宝以外に何かないか?」
とアシオルトと幸助は周りを探索し始めた。数分探索していると部屋を出たところの隣にもう一つ部屋があった。
「アシオルト、ここにもう一つ部屋があったぞ!」
「あっ本当だ。何かあるかしら」
幸助とアシオルトは中に入っていった。中には机とベットがある。あとパソコンみたいなものと本棚があった。本棚には漫画がいっぱいある。幸助は疑いから確信に変わった。ここにいた奴は絶対に日本人だ。と部屋を探索していたら通路側から足音が聞こえる。
「やばい!誰か来るぞ!」
コツコツと足音が近づいてくる。モルタルかと幸助は思っていたが足音がヒールを履いているような音だった。この世界にはヒールはない。ここの住人か?幸助は不安に思いながらアシオルトには教えていない身を隠すスキルを使い幸助だけ隠れた。
「コースケ何あんただけ隠れているのよ!私も隠れさせなさいよ!」
と小声でアシオルトは言っているが無視する。と部屋に電気があったのか部屋が明るくなった。
「あなたは誰かしら?」
中を探索していると一つだけ光っている部屋があった。そこには財宝がびっしりとあり幸助たちは大金持ちになるはずだったがこれは何かの罠かと幸助は思い財宝の部屋を後に周りを探り始めると部屋があった。その部屋にはパソコンに漫画があった。なんかニートぽい感じの部屋だ。とその時通路側から足音が聞こえた。