第1章 11 俺らの冒険が始まる
第1章 1-11 やっと冒険ができる
召喚の書を読み始めた。そこには別次元から召喚された者が必ず読まなければならない所があるがこの王はそれを幸助に見せるのを忘れていたのだ。
書には「召喚させられた者はこれから壮大な事になると思うよ。特別な力はあるんだけど異世界から来た時の姿では使えないんだお。戦闘時には姿が変わるから安心してこの世界にいてね。元の世界に戻る方法はないとは限らないけどこの本には書かないお。どこにあるかも書かないから冒険に行こう。変身の時に自分でする方法と召喚させた人が名前を呼ぶと変身できるけど自分の意志で変身したいよなそうだよなそんな時は(変身)って叫べばいいよ簡単に変われるからね。この世界の魔王を倒し平和に生きるのだ。以上」
と書いてあった。
これには自分で変身ができると書いてあるが戻る方法は書いてなかったが実際になって戻れたのだから大丈夫だろう。
「やっほぉぉぉ、これで俺の最強伝説が始まるんだ。」
喜びで満ち溢れていた。王は特に使い道はないと確信した。
その頃アシオルトは城の中で迷子になっていた、モルタルは全身成型の準備をしていた。王はモルタルを呼び家族会議みたいなことをし始めた。
数日間、城に居させて貰った。モルタルは城からいなくなっていた多分、成型しに行ったのだろう。そろそろ冒険に出たい幸助だ。モルタルがいないので帰ってきたら渡して貰いたいものを王に渡した。幸助たちがいる場所がわかるマップという道具を渡した。
このマップという道具はただの地図に名前を書いておくとその人がどこにいるか赤い点滅で場所を教えてくれる道具だ。
「息子?が帰ってきたら渡せばよいのだな。」
幸助は頷き城から出て行った。