第1章 10 モルタルお前やったな
元の姿に戻れるか心配だった幸助、後ろから肩を叩かれたので振り返ってみるとアシオルトとモルタルがいた、女性の姿の幸助を勧誘していた。ギルドに報酬を貰いに行った。近くに酒場があり姿が戻れるか考えていたら急に体が熱くなった、トイレに駆け込みもがいていたら元の幸助の姿に戻った、トイレから元の席に戻るとモルタルが幸助をみて驚きの発言をした。
第1章 1-9 隠していたステータス
モルタルは何かを知っているような顔でこちらを見てきた。
「コースケさん、わたくしこの間、突貫工事をしたのよので完全に女性になったのよ!胸も入れたのよ!次は全身成型してくるわよ。」
アシオルトは知っていた顔だ。幸助は驚きが隠せなかったとのとさっきまでの俺の正体がバレたのかよ思って心臓がバクバクしていた。
モルタルは今は外見が変わらないが確かに胸が若干出ていた。もとから胸板が厚かったからよくわからなかった。次は全身成型と言っていたがどこにそんな金があるのか不思議に思っていた。
「お前よく金あるよな。まさかボンボンとかだったりしてな。」
笑いながらモルタルに聞いてみた。
モルタルの反応が少し変だった。
「バレてしまったわね。私はこの国の王の息子だったのよ。モルタル・デヴィッドって言うのよ。」
唐突なモルタルの王の息子発言に幸助とアシオルトはついてこれなかった。
幸助は王に直接あったことはあるこの世界に呼び出したのもこの国の王だ。
王は息子がいるとは言っていなかったてか聞こうとしてもいなかったので知るわけもない。
だが幸助はこの瞬間いい案が思いついた、さっきのモンスター戦で呼び出された時に幸助が女性になった事などを聞きに行きたかったのだここに息子がいれば簡単に城にも入りやすいと考えた。
「お前この国の王の息子なら城にも入りやすいよな。ちょうど王に話がるんだよ。城まで連れて行って貰えないか?」
「いいですわよ。でも私はお父様にあまり好かれていないのよ私の部屋くらいしか行けないと思うわよ。それでもいいなら城に今から行きましょうか?」
ちょうどよかったすぐにこの状況を幸助は調べたくて仕方なかったのだ。
王の城に着いた。
久々に城に来た、召喚された時いらいだここの牢屋はもう懲り懲りだ忘れられたのはもう最悪だったからな。
と過去を振り返っていたら突然に門が開いた。
王が出て来た。
「コースケではないか久しぶりではないか。まぁ中に入ってくれ話があるのじゃ。」
王はモルタルにあまり関心がないのかモルタルには何も言わなかった。アシオルトは何か無になっていた。
王の書斎に久々に入った召喚された時のままだった。
「コースケよ、この間モンスターの軍団が来ていただろうその時に私の息子?娘?まぁどっちでもよいが捕らわれたいたのだがアイツは最近城に帰ってこなかったのだ心配で探しに行こうと思ったのだがちょうど捕らえられて帰ってきてな、その時なのだが私は「召喚されし者よ現れよ」と言った途端女性の剣士が現れたのじゃがあの剣士はお主でよいのじゃよな?」
と王に聞きたかった事を自分から言ってきたので手間が省けたがそんなことより幸助を召喚に使っていたと思われる。召喚の書を見させて貰いたかった。
「そうだ、あれは俺だな王に呼ばれた時に体が急に光りだしてなあそこに出たわけだな、そんれより俺をこの世界に呼び出すときに使っていた本があるだろ。その本を貸してくれないか?」
王に言うとその本を出してきてくれた。幸助はその本を読む文字はアシオルトから少しずつ教えて貰っていたので多少は読み書きができるようになっていた。
本には召喚されたものが読まないといけないと書いてあった。
元の姿に戻るやいなやモルタルから突貫工事終了のお知らせを聞かされた。次は全身成型をするらしい金はどこから出ているか不思議だったのでモルタルに聞いたら王の息子だった。