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苦悩のローラーコースター  作者: 立蛇志九絢子
40/65

40話 会者定離

 店内に入ると家族席に達之と友里ちゃんがいる。達之達の元へ浩輝と木村は着いた。

「あれ?雅也は?」

 雅也がまだ来てなかった事に浩輝は心配だった。

「まだ来てない、夕食先に食う話も聞いてないからな」

 達之達はまだ食べていなかった様だ。

 浩輝と木村が席に座った位のタイミングで外から銃声が鳴り響く。

「!?外からか、木村達はここで待っててくれ。俺達が確認してくる」

 浩輝は少し早口で、立ち上がりながら喋り、レストランを出た。


 銃声が鳴り響いたであろう場所に行ってみる。浩輝達は地面に血を流しながら雅也が倒れている姿を見てしまう。

「ま……雅也!」

 浩輝達は急いで雅也の元へかけ寄って、しゃがんで雅也に何があったのか問う。

「雅也!何があった、誰がやったんだ!?」

 雅也は腹を撃たれた様で、浩輝の声に反応し浩輝の顔を見る。

「影山に……、兄ちゃん……ごめん。明日……遊べなく……」

 雅也は痛みに耐えながら弱く喋ったが、力尽きて動かなくなった。

「雅也……?雅也!」

 影山はこんな小さな子も襲うのか、と思いながら雅也の死を見てしまった。

 浩輝達の携帯のメールが入った。メールを見る。

[参加者二名死亡]

「……え?」

 雅也が死んだのは分かるが、もう一人が分からなかった。おかしいなと思いながらメールを見ていく。



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