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苦悩のローラーコースター  作者: 立蛇志九絢子
11/65

11話 謎の声

「お父さんを殺さなければ……もう我慢できない……」

 老婆の声が聞こえた。

「これしか方法は無い……」

 中年男性の声が聞こえる。

 謎の声が聞こえる、浩輝はガバッと目を覚ました。

「ハァハァ何なんだあの声は……」

 浩輝は手を震えながら布団をはがす。常夜灯を消して一階に下りる。

 一階に下りて脱衣所へ行き洗面台で顔を洗う、タオルで拭いてリビングに戻る。

 朝食をコンビ二で買うため準備をする。

 寝室に行きクローゼットを開けて服を着替え鞄をかけて日本刀を装備する。パジャマを持ち脱衣所に向かう。

 脱衣所の洗濯機にパジャマを入れ鏡を見ながら髪を整える。

 脱衣所から出て、トイレ前に行き床に荷物を置いてトイレに入る。

 トイレが終わり手を洗いタオルで手を拭く。タオルを持ってトイレから出る。

 持ってるタオルを洗濯機に入れてから棚のタオルを持ってトイレへ行く。

 タオルを掛けてからリビングに戻り装備して靴箱へ行き、靴を履き外を出る。


 鍵を閉めてコンビ二へ向かう。コンビ二へ向かう途中昨日みたいに攻撃される事は無かった。コンビ二に着き店内に入る。


 店内は浩輝一人だった。パンコーナーへ行きコッペパンいちごジャムを手に取って店を出る。


 外に出てコテージまで戻って行く。

 コテージに着き、鍵を開けてドアを開く。


 靴を脱ぎ電気を点ける。机の上にコッペパンを置いて日本刀と鞄を床に置く。

 洗面台へ行き手を洗う、リビングに戻り食器棚のマグカップとスプーンを持ち出し、紅茶を一袋取ってカップに粉を入れる。袋をゴミ箱に捨ててお湯を沸かす。

 しばらく待って沸いたのでマグカップにお湯を入れてスプーンで混ぜる。紅茶の入ったマグカップを持って机の上に置き椅子に座る。

「いただきます」

 コッペパンの袋を開けて、紅茶を一口飲む。コッペパンを一口かぶりつく。

 パンと紅茶を食べ終え飲み終えてマグカップと袋を持って袋を先に捨て、マグカップとスプーンをキッチンで洗う。洗い終え食洗機に置いとく。

 タオルで手を拭いて掃除をする為物入れから掃除機を出し掃除する。

 一階はかけ終えてコードを回収し掃除機を持ち二階へ上がる。

 寝室に着いてベッドの下をかけ床をかけ終えて一階に戻る。物入れにしまって一息つく。

「先に買い物に行くか」

 浩輝はスーパーに出かける事にした。その前に洗面台に行って歯を磨く。

 歯磨きを終えてリビングに戻り日本刀と鞄を装備して電気を消す。

 靴を履いて外に出る。


 鍵を閉めてスーパーへ行く。歩いている途中にガシャっと変な音がした。

「……?何だ?」

 浩輝が何かに気付き左に避けてみると誰かが浩輝に向けて発砲してきた。

「な……誰だ!」

 浩輝が後ろを向いてみると影山がシグザウエルP二二八と言う拳銃を浩輝に向けていた、銃口にはゆらりと煙が出ていた。

「ちっ、お前うまく避けたな、あのおっさんより動きが良いな」

「あのおっさん……?もしかして彼を殺害したのは……」

 浩輝は信じたく無かったが影山に問う。

「そうだ俺が殺したんだよ、ババアを殺したおっさんが見えたから暗殺したんだ」

 影山は拳銃を右手に持ったまま笑顔で答える。

「何で人を殺したんだ!」

 浩輝は影山を睨む。影山は笑顔のまま話す。

「ゲームだからだよ、殺人なんて現実ではできない、あの二人は俺に人を殺す事をできる様にしてくれた、こんな良い世界は無いぜ」

 影山は満面の笑みで答えた。どうやら殺し合い賛成派はいた様だ。

「お前は何とも思わないのか!?人を殺した罪悪感は無いのか!?」

 浩輝は怒鳴り声で影山に怒る。

「無いね、最初に二人がゲームを始めると言った時は疑ったが本当に殺害する事ができたのは面白かった」

「イカれてやがる……」

「褒め言葉だね。お前は殺せないかもしれないから別の奴を殺る事にする」

 影山はそう話して浩輝の前を去った。

「……賛成派がいるのは覚悟してたが」

 浩輝はそう呟いてスーパーへの道を進む。スーパーへ着き入って行く。


 カゴを一つ持ってパンコーナーへ向かう。パンコーナーへ着きパンを見ていく。

 浩輝は食パン六枚切りを一袋カゴに入れてジャム等が置いてあるフロアへ行く。マーガリンを一個カゴに入れてお菓子フロアへ行く。

 お菓子フロアの飴が売られている所へ行きミルクキャンディを一袋カゴに入れる。

「とりあえずこの位かな?明日の朝食買わなくていいように」

 浩輝はカゴを持ってレジへ行き袋を手に入れ袋にまとめる。

 食品をまとめた袋を持ちながらカゴを戻してスーパーを出る。


 外に出て自分のコテージへ戻って行く。影山等の賛成派に今度は襲われる事無くコテージへ戻った。

 コテージに着き、鍵を開けてドアを開く。


 靴を脱ぎ電気を点ける。トースターの近くに食パン袋を置いて、冷蔵庫にマーガリンをしまって冷蔵庫を閉める。

「飴は分けとくか」

 浩輝は買った飴の袋を開けて袋に入れたままと鞄様に分ける。袋に入れたままの飴は寝室に持っていき、PCデスクに置いておく。一階に下りて、残った飴を浩輝の鞄に少しだけ入れておく。

 携帯を手に取り時間を見る。

「十一時三分……、昼はチャーハン作るからいいか」

 浩輝は時間を見てから、達之にメールを送る事にする。

[達之、スーパーへ行く途中影山に襲われた、奴は殺し合い賛成派で山藤さんを殺害した様だ。奴に気をつけてくれ]

 しばらく待つと返事が来た。

[そうか……安達が無事で良かった。他の人達にもその事をメールで知らせてやったら良いと思う]

 返事を見てから他の人達にメールを送る事にした。

[木村、迷彩ズボンの少年影山に気をつけてくれ、奴はゲーム賛成派で少し襲われた幸い負傷はしなかったが]

 少し待ってから返事が来た。

[大丈夫ですか!?本当に、賛成派が居るとは……]

 次は野村さんにメールを送る。

[野村さん影山と言う少年に気をつけて下さい、賛成派で俺さっき襲われたので……]

 少し待つと返事が来た。

[賛成派の人は居ると思っていたが……、君が無事で良かったよ]

 友里ちゃんと雅也にメールを送る、小学生だから分かりやすい文章にした。

[迷彩ズボンの少年に気をつけてくれ]

 雅也が先に返事が来て友里ちゃんが後から来た。

[兄ちゃん襲われたの!?、俺気をつけとく]

[お兄ちゃん大丈夫!?、うん分かった!]

 最後に長岡に送る、ひらがなで送ってみる事にする。

[めいさいすぼんのこにきをつけて]

 少し待って返事が来た。

[驚いてる絵文字、泣いている絵文字]

 絵文字で来たので内容は解ってくれたみたいだ。

「そろそろ昼作るか」

 携帯をしまって冷蔵庫からチャーハンを出して、食器棚から皿とスプーンを用意して袋を開けて皿に入れる。電子レンジに入れてコンセントに差してレンジで温めていく。袋をゴミ箱に捨てできるまで待つ。

ゲーム参加者武器

中村雅也:金属バッド

影山和彦:拳銃(シグザウエルP二二八)

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