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この作品には 〔残酷描写〕 が含まれています。

黒猫お嬢様とネズミ執事シリーズ

黒猫お嬢様とネズミ執事1 ー猫の王国ー

作者:黒杉くろん

猫の王国には、三角の耳と尻尾を持つ猫人たちが暮らしています。
白、黒、三毛、青、茶ととても美しい毛色です。
よく寝てよく遊び、それは優雅な生活を送っていました。

彼らの生活を支えるのはネズミ人たち。そろってくすんだ灰色の毛に、薄い耳と細い尻尾を持ちます。

猫は「貧相」だとネズミを笑っていました。
たくさんお世話をさせておいて、気に入らなければぱくっと食べてしまいます。

猫のお城に、今日もネズミが作ったドレスなどが運び込まれました。
穀物や果物、魚もたくさん。

「早く新しいドレスを着つけてちょうだいな!」

声を張り上げたのは、まだ若い黒猫お嬢様です。
美しい漆黒の毛並みでふかふかの耳と尻尾を持つ、それは素敵な少女です。
くりくりした金色の目で執事を睨みました。

「かしこまりました」

ネズミ執事が細い目をさらに細めてにこやかに返事をして、手際よく黒猫お嬢様にドレスを着せていきます。
毎日何着も着替えるので、慣れたものです。

「とてもよくお似合いでいらっしゃいます」

「当然だわ」

お嬢様は満足そうに笑いました。
くるくると回ってドレスを眺めて、にゃあ! と嬉しそうに声を上げ、自分の尻尾が気になったのか、追いかけてくるくると回りました。
まるでダンスをしているよう。
足元がふらりとしたので、執事がそっと手を取りダンスを止めました。

「今度は髪の手入れよ」

「かしこまりました」

執事は手袋をはめたまま、器用に櫛をあつかって、お嬢様の髪をとかします。
このようなことが、朝から晩まで。


ある日、舞踏会がありました。
いろんな猫が集い、大広間でダンスを踊ります。
軽やかにステップを踏んで、しなやかにジャンプして場所が入れ替わる。跳んだ先にいるものと、気まぐれに手を取りまた踊ります。
真っ黒な毛皮がお気に入りで、同じく黒いドレスを着る黒猫お嬢様はよく目立ち、注目の的でした。
夜を眺めているように、猫人たちの瞳孔がドキドキと細くなります。
お嬢様はそのような視線を受けると、ぱっと手を離していたずらに笑うのです。

執事やメイドを務めるネズミたちも、猫の後に踊ります。
この日は使用人も丁寧に毛皮を手入れします。自分の主人に恥をかかせないためです。
猫たちは「うちの使用人が一番」と、くすくす笑いながらネズミのダンスを眺めます。
ほっそりした灰色のネズミたちが踊る様子はみすぼらしくて、面白いのです。

ネズミと猫が手を取り合って踊ることはありえません。


ある日、黒猫お嬢様が贅沢な食事をします。
目の前をストロベリー色の蝶々が飛んでいきます。

「もういらないわ」

料理の半分以上を残して、席を立ってしまいました。
蝶々を楽しそうに追いかけていきます。
執事は言われた通りに料理を下げました。
猫の豪華な食べ残しは、こっそりとネズミのごはんになる暗黙の決まりです。

執事が戻ると、お嬢様は蝶々を捕まえて食べていました。
甘酸っぱい味がしたそうです。


ある日、猫のお城が騒がしくなりました。

「薄汚いドブネズミがこの城にも潜り込んでいる」

とのこと。
猫は「けがらわしい!」と激怒し、カーテンや絨毯をめちゃくちゃに引っかきました。
ネズミたちは何も言わず、それを新品の布と交換します。
腹いせに、何人かが食べられてしまいました。

「あなた、聞いた?」

「ええ」

「ドブネズミですって。猫に反逆しようとしている身の程知らずよ。ああ、いやだ。きたない手で触られて、首輪をつけられてしまったら、なんて考えると……」

黒猫お嬢様はぶるりと震えてみせました。
無骨な首輪をつけられるのは猫にとって最大級の侮辱で、その首輪を外すためには、なんでも言うことを聞いてしまうほどなのです。
ドブネズミの浅知恵はとても腹立たしくて、同時に、猫たちは不安に思っていました。

ネズミはみんなよく似た見た目なので、ドブネズミも普通のネズミも区別ができないのです。
しかし、使用人がいないともはや生活が成り立ちません。

お嬢様はため息をつきました。

「あなた以外を側に置かないことにするわ」

「光栄です」

執事は一人きりでも、見事に仕事をこなしました。


ある日、舞踏会。国王からお触れが出されます。

「ネズミ同士のダンスは禁止」

これにはみんなが驚きました。
使用人に紛れ込んだドブネズミがダンスの最中にそっと情報交換している、と、捕まったドブネズミが言ったのです。そのネズミは食べられました。

「どうしましょう」
「つまらないわ」

舞踏会がなんだか面白くありません。猫たちは不満を募らせていきました。

とある猫が思いつきます。

「ネズミ同士でなければいいんだ!」

猫とネズミのダンスなんて! と反対の声が上がりましたが、本能的な好奇心には勝てず、猫たちは「手袋をはめたネズミとなら猫とのダンスを許可する」というルールを作りました。
ネズミ用に、とてもいい手袋が作られました。


いつもと違う舞踏会の日がやってきます。
使用人のネズミたちはいっそう丁寧に毛皮をぴかぴかに手入れして、いい服を着て舞踏会に参加しました。
猫のなめらかな動きを邪魔しないように、ちょこまかとステップを踏みます。
近くで見てみると、ネズミの動きはまた一段と面白いものでした。
猫は満足そうです。

黒猫お嬢様以外は。

「あなたと他の猫が踊るの、いやだわ」

自分のネズミ執事にそう言いました。ぷくっと頬が膨らみ、たいそう可愛らしく嫉妬をしているようです。

「どういたしましょう」

「私とだけ踊ってちょうだい」

黒猫お嬢様は執事をひとりじめして、とても楽しく踊りました。


執事と二人きりで過ごす時間が増えたお嬢様は、心地よく日々を過ごします。
他のネズミとは違い、この執事はお嬢様のやりたいことを一切間違えずにこなしてくれるので。
言葉に出さなくても、お嬢様の仕草を見て、考えを当てるのです。
お嬢様は彼に背中を向けて、無言で座っていることが増えました。
そうすればごはんが出てきたり、新品のドレスが出てきたり、絵本の朗読が始まったり……面白い遊びが始まります。
黒猫お嬢様の一番のお気に入りの時間となりました。


「今日は何の遊びが始まるのかしら」

黒猫お嬢様はそわそわと椅子に座っています。
足を揃えておしとやかに座っていますが、尻尾はゆらゆらと動き、楽しみで待ちきれません。
今日はいつもより執事が焦らしたのです。
そろそろ振り向いてしまおうか、と思った時。

なんと、お嬢様の首に首輪がつけられてしまいました!

「何をするの!?」

「見ての通りでございます」

執事はいつものように、細い目をいっそう細めました。

「今日からは私の言うことを聞いて下さいませ」

黒猫お嬢様は悔しそうに首輪を引っかきましたが、びくともしません。
それどころか、磨き上げた美しい爪にヒビが入ってしまいました。
執事はお嬢様の涙をハンカチですくい取り、爪に医療用のマニキュアを塗って、丁寧にケアをしてあげます。

「あなたなんて、きらいよ!」

手入れが終わると、お嬢様は執事の手を振り払って、いーっと牙を剥き出して威嚇しました。


それから。
お嬢様は怯えながら過ごしていました。
首元を隠す服を着て、みんなの前ではいつも通りに振舞いながらも、誰もいなくなると首輪に触れてさめざめと泣きます。
この姿を猫たちが見たら、どんなに蔑まれることでしょう。

執事の顔色を伺っていますが、ずっといつも通りの表情です。
変わったことといえば、

「名前を呼んで下さいませ」

「……セルネリアン」

「はい。リーゼルダお嬢様」

このように名前を呼びあったり、

「こちらのドレスをお召しになって下さいませ。靴はこちらを」

たまに執事が服を選んだり、

「食事をご一緒させて頂けますか」

「い、嫌よ!」

「ネズミは一家で食卓を共にするのです。故郷を離れて久しく、懐かしい。今ここで再現したいのです。お願いいたします」

(まるで私がネズミみたいじゃない!)

一緒に食事をしたり。
このようなことが増えました。

お嬢様は不思議でなりません。
なぜ、このネズミの要求はこんなにも奇妙なんでしょうか。

(他のドブネズミは、猫を組織に攫っていって、叩いたり蹴ったりするなんて聞くのに)

お嬢様は恐ろしくなり、毛を逆立たせました。
寒いでしょうか、と毛布をかけてくれるネズミ執事は、とても優しく触れてきます。
手袋をしていないことに気づき「嫌だわ!」と飛び上がって離れました。
猫の本能です。

「だめです」

言うことを聞いてしまうのは、猫の理性とでもいいましょうか。
首輪を執事の素手がするりと撫でていきます。


黒猫お嬢様リーゼルダは自分のネズミとしか踊りません。それはいつものこと。
ネズミ執事セルネリアンはずっと自分の主人に付きっ切りです。それもいつものこと。

しかし黒猫お嬢様がいつも首元を隠していることを不審に思う猫が出てきました。
そしてドブネズミたちも、いつまでたっても組織に顔を出さない執事を不満に思っていたのです。


ある日。黒猫お嬢様に近づく影がありました。

「あっ!」

よそのメイドが、派手に転び、その拍子にお嬢様の上着を取り去ってしまったのです。
執事が別の猫に話しかけられている隙の、ほんの一瞬の出来事でした。
メイドは慌てて主人の元に戻り、執事の横を通り過ぎる時、舌を付き出しました。

「黒猫お嬢様は首輪付きだ!」

周囲からくすくすと嘲笑が溢れて、お嬢様は顔を真っ赤にして涙を堪えます。
執事がそっと上着を直して、部屋に連れ帰りました。


2日ほど、二人きりで部屋に閉じこもりました。
ネズミが普段食べる、穀物を固めた携帯食を食べながら。

「猫に嘲笑されて、ネズミのごはんをあなたと一緒に食べて、私、本当にネズミになってしまったのだわ」

お嬢様は泣きはらした目を手で隠します。
ああなんて醜い、と自分の様子を嘆きました。

「こんなにふわふわの耳に、漆黒の髪をもつお嬢様はまぎれもなく猫ですよ」

執事はお嬢様の手をそっと下ろさせて、瞳を見つめて「ああなんて美しい」と呟きました。
瞳孔が細くなったネズミの目を至近距離で眺めたお嬢様は気づきます。
セルネリアンは恋をしているのだと。

あなたのせいよ、と責める言葉は不思議と出てきませんでした。


それから。お嬢様は部屋の外に出て過ごすようになりました。
魅力的な容姿でしなやかに歩くと、以前のように、猫たちが注目します。
ただ、美しい見た目を台無しにする無骨な首輪がこっけいなので、あわれみ面白がる視線でした。

「ねぇ、褒めてちょうだい」

「あなたは誰よりも美しい」

執事は褒めたあとで「私が手入れいたしましたから」と厚かましく付け加えました。
お嬢様はそっぽ向いたものの、猫耳は執事の方を向いています。
ふさふさの尻尾がゆらりと揺れたので、お嬢様は思わず追いかけて、くるくると回りました。


ある日。また王宮が騒がしくなりました。
ドブネズミの見分け方が分かったというのです。
手の甲に独特の模様があるということでした。

使用人たちはいっせいに手袋を取り上げられました。
数十人ものネズミが捕まりました。
お嬢様の上着をわざと剥ぎ取った、あのメイドも。


そして執事セルネリアンも、捕まってしまったのです。


次の日。
大広間にあらゆる猫たちが集まっていました。
壇上には、縛られたネズミ執事と黒猫お嬢様がいます。

「首輪を取る方法はひとつ。首輪をつけたドブネズミを食らうこと」

王様が宣言すると「よかったなぁ」と黒猫お嬢様をいたわる声が広間のあちこちから聞こえてきました。

お嬢様は執事を見下ろします。
執事は膝をついた状態で腕を縛られていて、いつもの執事服の胸元ははだけられていました。ぐっと上を向いて、首をさらしています。

ここに噛み付いて絶命させれば、ネズミ人たちはちっぽけな獣の姿に戻り、猫の口の中で咀嚼される運命です。

「最後にあなたに触れて頂けるなんて、幸せです。どうかとびきり長く」

執事はいつもの調子で穏やかに言いました。
お嬢様の首には、まだ首輪がつけられています。

お嬢様は執事の肩に手を置き、爪を食い込ませました。
首筋に牙を近づけます。
そしてーーーーぺろり。

首筋、喉仏、鎖骨、丁寧にぺろぺろと舌を這わせていくので、執事の首はしっとり濡れ、摩擦によってしだいに赤く染まっていきました。
とびきり長く。

驚きのあまり猫たちは声を出すこともできません。

お嬢様が牙を剥きました。
そろそろか、と執事はうっとりと考えます。

ーーーーちゅう!

お嬢様がセルネリアンの耳元で、ネズミのように囁きました。
驚いたセルネリアンは耳をピンと伸ばして目を見開きます。

お嬢様は久しぶりに心から楽しそうに笑い、

ーーーーちゅう!

首元に思い切りつよく吸い付きました。
とびきり長く。

口を離した時には、真っ赤なキスの跡が現れています。

相手の首を生涯噛まないと、猫たちが婚姻の時に誓う行為と同じ。
それが、セルネリアンの首に。
愛しのリーゼルダから。

「とびきり長く。だものね。いつだって猫はネズミの上をいくのだわ」

リーゼルダの得意げな笑顔は、どのような猫も見惚れるほどの美しさでした。

リーゼルダはセルネリアンの頭をぐいっと引き寄せます。

「お返しは?」

リーゼルダの首元にも、真っ赤な跡がつきました。
首輪があるので、セルネリアンはキスしづらかったようです。

「このネズミは私を害することはできないわ。だから縄を解くの、いいでしょう? セルネリアンを食べてしまうと、私にドレスを着せたり、毛並みを手入れしてくれる者が他にいないもの」

国王も集まった猫たちも唸りました。
しかし、もう婚姻の跡はついているのです。

「釈放を認めよう」

黒猫お嬢様は縄をひっかいて、執事を解放してやりました。
手袋をしていない執事の手を取り、甲の模様を眺めて「ふぅん」と言います。

ちゅう!

こちらにもお嬢様の跡がつきました。
手の模様がずっとコンプレックスだったドブネズミたちは、なんだか救われた気がして、静かに涙を流しました。


それから。

「猫はネズミよりも上手に気持ちを切り替えられる」という言葉が宣言され、猫の王国のルールが変わりました。
ネズミたちへの締め付けが緩くなり、暮らしが豊かになりました。上納品が減ったので、お腹いっぱいごはんを食べることができますし、着るものも上質になりました。

「ネズミにできるなら猫にもできる」「ネズミにできない力仕事は猫がこなしてやる」など高飛車なことを言いながら、猫がネズミのようにせっせと働きます。
その分たくさんお昼寝もしますけど。
猫とネズミの衝突はなくなり、しだいに距離が近づいていきました。

高飛車なのは、まあ、猫ですから。


この変化の筆頭となった黒猫お嬢様リーゼルダとネズミ執事セルネリアンはどう過ごしているでしょうか。

「今日のドレスはこれがいいわ」

「私はこちらが好みです」

「なによ!」

「照れていらっしゃるのですか?」

仲良く痴話喧嘩していました。
黒の生地に灰色のレースがたっぷり付けられたドレスを中心に、くるくると回ります。
執事がお嬢様を捕まえようとすると、ぴょんとかわされて、お嬢様が執事に抱きつきます。

「猫がネズミを捕まえるのだわ! ……あっ!?」

「光栄です」

セルネリアンはさっとお嬢様の背に手を回して、幸せそうに微笑みました。
じたばた暴れるお嬢様は自業自得です。離してもらえません。

「……わざわざドレスを発注しているなんて。そんなに私をセルネの色で飾りたいの」

「爪先から尻尾まで、全て私が手入れしていなければ嫌なのです。もちろんドレスも」

セルネリアンは漆黒の猫耳をふんわりと撫でました。
素手で触っているのは、この国が変わった証です。

「お願いします、リーゼ」

首輪は生涯、ついたまま。
リーゼルダは真っ赤になった顔で「着てあげる」と小さな声で言いました。


猫とネズミが仲良く尻尾を絡ませて、手を取り合う。
まずはダンスから。
お互いのリズムに合わせて。

リーゼルダとセルネリアンは誰よりも上手にダンスをして、明るい未来にみんなを導くのでした。




読んで下さってありがとうございました!

「出会い編」「雨と晴れ」もシリーズなのであわせて補足として読んでもらえたら嬉しいです。
セルネリアンがああなったのはだいたいお嬢様のせいです。

容姿イメージ
挿絵(By みてみん)


・執事セルネリアンの肌は平民出身らしい小麦色
・使用人ネズミを猫が選ぶ方法とは
・金眼の猫は王族血筋
・好奇心は猫の誇りであり弱み
・ネズミと猫は成長速度が違うためセルネリアンは歳下
…………


など、設定がいろいろ浮かんできていますので、黒猫ネズミを、レアクラ書籍作業の合間にたまに書いてみたいと思います。

※夜を見る、恋をして瞳孔が細くなるのは仕様です。
瞳孔が細くなると瞳の色が強調されるので、お嬢様の黄金の目を強調するためにこの設定にしました。

評価や感想は作者の原動力となります。
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