森のケーキ屋さん
今度は童話を書きました
青い空の下に美しい森がありました。
森の中には沢山の植物、沢山の妖精さん、沢山の動物さんが仲良く暮らしていました。
森の中にはケーキ屋さんもありました。
毎日くまさんがおいしいケーキを焼いていました。
「さぁ、お店をあけよう。」
とくまさんはお店のドアを開けました。
くまさんのお店はとてもにぎわっていました。
つねにあたらしい物を取り入れようとしているくまさんは、今年の秋の新作メニューを考えていました。
でも、なかなか思い浮かびません。
そこで、くまさんは、お客さんにケーキにしたらおいしい食べ物をたずねることにしました。
りすの女の子は「栗の入ったケーキはどうかしら?」といいました。
しかのお父さんは「ざくろをタルトにしたら面白いと思うよ。」といいました。
さるのぼうやは「いちじくが食べたい。いちじくのマフィンっておいしいと思うよ。」といいました。
うさぎのお母さんは「アップルパイが食べたいわ。」といいました。
きつねのおばあさんは「ぶどうのケーキおいしいと思うわ。」
おおかみのおじいさんはこう言いました。
「みかんが食べたい。今までに出てきた果物を全部入れたらどうだい?」
「それはいい考えだ。」
とくまさんはそう言いました。
くまさんは、栗とざくろといちじくとぶどうとみかんを取りに行きました。
お店に帰るとくまさんは、果物の皮をむきました。
次に、生地を作り、切ったいちじくを生地の中に入れました。
今度は生地をオーブンで焼きました。
あいだに生クリームを泡立てて、ざくろのソースを作りました。
りんごも切りました。
焼き上がった生地をオーブンから取り出し、飾り付けをしました。
完成したケーキにハーベストと名付けました。
ケーキを食べた、お客さんは、「おいしい。」と言いました。
ありがとう御座いました。