戦争までの経過 *他人視点
この頃隣国の様子がおかしい。
戦争でも起こすきだろう。
それは確実だが実際に行動に移してない以上こちらは動くことはできない。
それに奴隷に対する扱いがひどくなっていると思う。
聖騎士様が警告を発するぐらい。
それも聖騎士様がぎりぎり警告を発することはできるけど実力行使をするにはちょっと足りない程度にとどめている。
聖騎士様方六英雄はその強大な力があるから容易に力を振るうことはできない。
警告を発したのでそれで力をふるえるかと言えば違う。
それで改善しようとしなければ力をふるうことができる。
なので改善しようとしているといえばそれが明らかに嘘だとしても力をふるうことはできない。
実際に国が改善しようと思っても甘い汁をすっている貴族からの反対があるので時間がかかる。
大方そう言って聖騎士様には実力行使できないようにしているだろう。
これでは本当の意味で奴隷にされてしまう。
今までの強制労働の刑に課せられているという感じではなく人権の認められてない奴隷に。
かくなるうえは聖女様にお助けいただくしかない。
聖女様とはこの町にいらっしゃる六英雄の一人である。
聖女様ははかなげな容姿のとても美しい六英雄であらせられる。
六英雄は自分の住んでいる町を侵略されたときは実力行使をすることができる。
なので聖女様は自分の街の周辺のみ戦争に参加することができる。
それで参加表明さえされれば聖女様のいる街に手を出す馬鹿はいない。
まあ参加表明をしなくても聖女様がいるだけでこの町を侵略す馬鹿はいないとは思うけれど。