アキハ
ラレンヌの護衛。女。槍使い。
黒い髪は胸くらいまであるが、肩の辺りで一つに束ねている。目は大きめ。
女性ながら兄が二人と幼馴染のコクランという男に囲まれた環境で育ってきた為か非常に男勝りな性格。
の割には敵を倒す手段にもまずは交渉、という根気が必要な作業も得意。交渉時には武器を持たない主義だが、交渉決裂となると容赦なく槍で攻撃してくる。
槍は投げることも突き刺すこともある。
とても可愛らしい容姿をしているのだが、とても性格が残念である。ふぐ刺しが好物。
お笑いを見るのが大好き。ホラーも好み、仕事の合間にホラーゲームをたまにしていたりする。
コクラン、リオンとホラーについて語っていたりもする。そこにクレハが混ざるとかなりグロテスクな方向に向かう。ただしクレハが混ざるのはかなり稀。
ちなみに虫も平気なので大抵の事では怖がらないし弱点を見せない。ただ、蛇が大の苦手である。
帝国主義が世界中に広がり始めた頃、二人目の兄・シンヤにコクランと共に槍を用いた戦闘術について手ほどきを受ける。ちなみにシンヤはアキハとコクランが二人がかりで挑んでも返り討ちにしてしまう程の強者で、一人目の兄・キールはそれ以上の強さを誇る。
コクランの姉・ナツメに憧れていた節がある。ちなみにナツメとシンヤは同い年。
シンヤとキールに子供扱いされるのが癪だったようで「仲良くなんかない」と言い張っていたものの、二人が殺された時にはかなり荒れた。何だかんだで大好きだったようだ。
コクランとはお互い三人兄弟で唯一の異性ということもありかなり気が合った様子。
しかし今は彼の事をパシリにすることも多い。
「フィオーレ王国のラレンヌ女王は知ってるよね? あたし、その護衛なんだ」
「女だからって油断した? へっへー、残念でした!」
「うーん、あの映画はちょっと面白みに欠けたかなあ。もっとあそこでバッ!といかないと」
「君は兄弟とかいたの? あたしは二人兄貴がいたんだけど……というか男ばっかりだったなあ。だからこうなったんだと思うよ」