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とある騎士団のとある設定集  作者: 柘榴石
ピオーネ公国
20/21

概要

フィオーレ王国の北に位置する国。国旗は海を表す青い色がベースとなっている。

長はカラバノン公爵。老齢であるため、時期君主としてシェル公子が挙げられている。


雨が常に降っている国であり、作物はほとんど育たない。その為、飢餓に苦しむ人々も少なくない。

しかし公家が何も対策をとらないので、近々デモが起こるだろうといわれている。

大陸の中でも特に貧しい国として知られており、ソルティーナ連合国と隣接する北部は既に植民地化されていることもあって、そのうち潰れてしまうことも予測される。


農業面や漁業面では未だ発展途上だが、化学工業面では非常に優れている。特に機械類はジパング製品に負けずとも劣らないと言われ、一寸の狂いもない精密な物を造ることが可能。


各国と比べ、鬱症状に陥る人が多い。原因としては降り続ける雨と悪政が挙げられる。

そのため、隣国から精神治療の為の医師を要請することも多い。フィオーレ王国からも、毎年サクが向かっている。


青い髪と藍色の瞳が特徴。


ピオーネの雨がやみ、太陽が訪れる日が年に一度だけ存在する。

その日に産まれる少女は『太陽の娘』と呼ばれ、人々の希望であるとされている。『太陽の娘』は、右目の下に太陽を模したタトゥーを入れられる。

太陽を呼ぶ為の儀式があり、それは彼女のみ行うことが出来る。


サルーテ帝国とは同盟を結んでいる。水不足に悩むサルーテへ水を送り、代わりに工場の機械を動かすための燃料を輸入している。

他にもいくつかの国と同盟や条約を結んでいるが、サルーテは最も関係が深い国である。

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