ルリ
狙撃手。女。マスケット銃を扱う。
年は21歳。
ミルに憧れ入団した若き狙撃手。の割にはマスケットを鈍器のように扱うこともしばしば。
マスケットは命中率が低いが、ルリに扱わせればなかなか当たる。不思議。
流石にミル達と同じような特訓メニューはまだこなせないので、少し軽めのメニューをこなしている。それでもキツい。
とても一途な乙女。百合っ気あり。
ミルへの憧れが愛情へと変化しつつある。
人から見えないところで努力するタイプ。団員からの評価は高い。
ホラーが駄目、虫も駄目。それでもミルにいいところを見せようと強がる。
反応がいちいち面白い、とリレイズからは認識されており、よくいじられ遊ばれている。
団子ヘアーで、大きな白いリボンで束ねている。目の白は桃色がかっており、ぱっちりとしていて大きい。
笑顔が可愛らしく、愛され顔。
祖母が黒魔術師で、ルリも僅かながら魔力を持っている。
薪に火を灯す、といった簡単な黒魔術師の他、弾丸の強化が出来る。
それを利用し、数少ない弾数で当てる為色々と改造している。
お嬢様口調だが、別にお嬢様というわけでもない。
ミルのことだけは「ミルお姉様」と呼ぶ。
「フィオーレ騎士団団員、ルリですわ!」
「ミルお姉様は本当にかっこよくて美しくて……! もう本当に最高ですわ! 私の目標ですわきゃーっ!」
「私のマスケット銃は特別製ですのよ。――鈍器としても、使えます、のっ!!」
「ミルお姉様をはじめ、他の騎士団の人達には私からしてみれば程遠いところにいる……雲の上の存在と言っても過言ではありませんでした。同じ戦場で戦えるなんて、思ってもみませんでしたわ」




