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とある騎士団のとある設定集  作者: 柘榴石
フィオーレ王国
16/21

ルリ

狙撃手。女。マスケット銃を扱う。

年は21歳。


ミルに憧れ入団した若き狙撃手。の割にはマスケットを鈍器のように扱うこともしばしば。

マスケットは命中率が低いが、ルリに扱わせればなかなか当たる。不思議。

流石にミル達と同じような特訓メニューはまだこなせないので、少し軽めのメニューをこなしている。それでもキツい。


とても一途な乙女。百合っ気あり。

ミルへの憧れが愛情へと変化しつつある。

人から見えないところで努力するタイプ。団員からの評価は高い。


ホラーが駄目、虫も駄目。それでもミルにいいところを見せようと強がる。

反応がいちいち面白い、とリレイズからは認識されており、よくいじられ遊ばれている。


団子ヘアーで、大きな白いリボンで束ねている。目の白は桃色がかっており、ぱっちりとしていて大きい。

笑顔が可愛らしく、愛され顔。


祖母が黒魔術師で、ルリも僅かながら魔力を持っている。

薪に火を灯す、といった簡単な黒魔術師の他、弾丸の強化が出来る。

それを利用し、数少ない弾数で当てる為色々と改造している。


お嬢様口調だが、別にお嬢様というわけでもない。

ミルのことだけは「ミルお姉様」と呼ぶ。


「フィオーレ騎士団団員、ルリですわ!」

「ミルお姉様は本当にかっこよくて美しくて……! もう本当に最高ですわ! 私の目標ですわきゃーっ!」

「私のマスケット銃は特別製ですのよ。――鈍器としても、使えます、のっ!!」

「ミルお姉様をはじめ、他の騎士団の人達には私からしてみれば程遠いところにいる……雲の上の存在と言っても過言ではありませんでした。同じ戦場で戦えるなんて、思ってもみませんでしたわ」

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