リア
特殊戦闘兵。女。爆発物の取り扱いに長ける。
主に戦場でのトラップを仕掛ける役目。あくまで牽制の為であり、即死させるような規模のものは滅多に設置しない。
また、火薬の匂いにも敏感。地雷回避、及び処理も行うことがある。
直接相手を殺すことはしない。というかミルがさせない。数少ない純粋な人だから。
普段はただの天然キャラ。
華奢な体つきをしているが、ブラックホールのような胃を持ち、軽くケーキ10個は入る。
ポニーテールで癖っ毛。ストレートなノアの髪を羨ましいと思っている。
可愛らしい容姿で運動神経も抜群、更に騎士団の中でトップのIQ値を誇る。絶対音感も持っており、当然モテるが、持ち前の天然さ故かこれまでに一人も彼氏を持ったことがない。
ほぼ完璧な彼女だが、如何せん料理が下手である。漂う障気(?)で卒倒するレベル。
ピアノとバレエが得意であり、良家のお嬢様だったらしい。
特にピアノは国内でも五本の指に入るとされ、将来有望なピアニストだった。
今も彼女の部屋にはグランドピアノが置いてある。
ある洋菓子店の常連。そこの息子ととても仲が良い。
フィオーレ内のそういう店は全て把握している。
天真爛漫かつ能天気な彼女だが、本気になった時の強さは半端なものではない。
「初めましてー。私がリアだよー」
「お菓子の家って憧れるよね! お菓子に囲まれて暮らすんだもん、最高だろうなあ……」
「えっ、濃い? 濃いをしてしまったってどういうこと? ……あっ、恋愛ね! なーるほど! で、何だっけ?」
「ピアノ楽しいよ。今度弾く? 連弾しようよ!」




