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白銀のポンコツをスカウトせよ!

(地の文/ナレーション)

無数の怪物を退け、ひとまず静まり返った海岸線。マリーが遠くで「まあ、ドレスの裾に砂が……!」と一人で騒いでいる隙を突き、さくらが主人公へ忍び寄ってきた。


さくら

「ご主人様! ご主人様! ちょっと耳を貸してください!」(目を爛々と輝かせたドアップの顔)


主人公

「うわっ、距離が近い! なんだよ急に……」(引き気味の顔)


さくら

「見ました!? さっきのあの銀髪ゴージャス王妃の戦闘力! 敵をバッサバッサと薙ぎ払うあの圧倒的な破壊力!!」(ハァハァと鼻息の荒い顔)


さくら

「あの人、めちゃくちゃ優秀ですよ! 私たちのパーティの主力……いや、『人型兵器』としてスカウトしませんか!?」(目をキラキラさせたドヤ顔)


「人型兵器って言うな。……いやでも、本当にそんなに優秀だったか……? さっき最後、大声で技名を叫びながら、壁に勢いで必殺技を出してただろ」(ジト目)


さくら

「いいですかご主人様!? あれはミスではなく『敵の予測射線を狂わせる超高度な殺法』です! 壁すら味方につける女ですよあのお方は!」(必死すぎて白目・早口顔)


【主人公の選択肢】

A:さすがにあのポンコツぶりを『優秀』と呼ぶのは無理があるだろ……

B:まあ……結果的に敵は全滅したし、確かに優秀……なのか……?


▼ Aを選んだ場合


さくら

「ポンコツじゃないです! 白銀のポンコ……じゃなくて、超ド級のアタッカーです! 今スカウトしないと他所に買収されますよ!?」(必死に説得する顔)


▼ Bを選んだ場合


さくら

「でしょう!? ほら、主人公さんもそう思うでしょ! 考えるより先に手が動くタイプは重宝するんです!」(調子に乗るドヤ顔)


(両ルート合流)


さくら

「いいですかご主人様! 彼女さえいれば、私たちは後ろでポテチを食べながら『いけーっ、マリーさん!』って言ってるだけで世界が救えるんですよ!? 最高の不労所得ライフです!」(よだれを垂らしそうな強欲な顔)


主人公

「お前の目的、世界平和じゃなくて『楽すること』になってないか!?」(ツッコミ顔)


さくら

「細かいことはいいんです! さあ、今すぐあの人に『僕たちの王妃になってください!』ってプロポーズ……じゃなくてスカウト交渉を――」(主人公の背中をぐいぐい押す顔)


(地の文)

その時、ズズズ……と海面が激しく波立ち、先ほど以上の巨大な影が水平線から姿を現した!


さくら

「ええ〜っ!? 噂をすればもうおかわりですか!? 空気を読んでください怪物さんたち!」(ギャグ調の絶望顔)


さくら

「マリーさーん! 出番ですよーっ! 華麗に蹴散らしちゃってくださいー!!」(自分は速攻で物陰に隠れながら叫ぶ顔)


マリー・アントワネット

「ちょっと、そこの愚民ども! わたくしを置いて勝手に盛り上がっていませんで――きゃああっ、また不気味な雑魚が寄ってきましたわ!!」(やけくそで剣を振り回す顔)


(画面:【戦闘スタート】)

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