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澪標  作者: 空空
1/1

被災者の方に身を寄せて

もう十分生きたと思います


「古里は復興し活気に満つ」


けれどあなたはここにいないのです

何故に私を放り出したのですか

何故に赤の他人を助けに海近くへ馳せたのですか

私はここに置いてけぼり

あなたは何処かへと


十五年ですよ

そろそろ帰路についたらどうですか

近くにいるのなら迎えにいきますから


何処で逢えますか

全てを投げ出してあなたに逢えるのなら

悦んでします

いっしょに歳を重ねるだけでいいのです

私だけ歳をとるのは不公平です


何故私ではなくあなただったのでしょう

偶然それとも必然ですか


忘れたいですよ 忘れたいですよ


でも私が忘れてしまえば

誰があなたを思い出してくれるというのでしょう

だから私はここに置かれたのでしょう

あなたが遺した仲間とともに

薫りを求めて

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