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1.召集

8月8日12時30分 

東京都千代田区永田町 内閣総理大臣官邸


 官邸地下の危機管理センターは、厳重な耐震構造で、航空攻撃にも耐えるよう地下深くに設置されている。最上階の五階からエレベーターを使わずに降りようものなら十分はかかる。センター内は有事や災害時に各省庁の緊急参集要員が集まる広大なオペレーションルームを中心に、二十四時間体制で情報を集める内閣情報集約センター、大小の会議室等を備えている。

 桜木一雄(さくらぎかずお)は視察先の習志野演習場へ向かう途中で引き返し、陸上自衛隊特別輸送ヘリコプター隊の運用する特別輸送ヘリコプターEC-225LPで、急ぎ官邸の屋上に降り立った。エレベーターを乗り換えて地下まで降り、携帯電話を預けてセキュリティチェックを済ませると閣僚会議室へと入った。

 国家安全保障会議(NSC)の緊急事態大臣会合で、議長の芝浦総理、千両(せんりょう)財務大臣兼内閣法第九条の第一順位指定大臣(副総理)、西山(にしやま)法務大臣、浜松(はままつ)外務大臣、城野(じょうの)国土交通大臣、豊島(とよしま)官房長官、針尾(はりお)国家公安委員長、そして防衛大臣の自分が集められ、中津(なかつ)総理大臣補佐官(国家安全保障担当)、岐阜国家安全保障局長、豊平(とよひら)統合幕僚長以下自衛隊幹部数名が陪席している。議題は『台湾軍機の領空侵犯及び下地島空港への緊急着陸について』だった。桜木自身は、EC-225LPの機内で「台湾軍機が領空侵犯した」との一報を受けた。周辺国軍の領空侵犯や領海への進入の度に、「万が一の時はお願いします」と、昼夜を問わずスマートフォンが鳴るのがもはや日課だった。

 進行役の豊島官房長官が、縦長の会議机に向かい合って座る面々を見渡す。

「お揃いになりましたので、始めましょう。よろしいですか、総理?」

 上座に座る芝浦総理が左右の面々に頷きながら、「お願いします」と答えた。

「お忙しいところ、ありがとうございます。本日午前に発生しました台湾軍機の領空侵犯及び下地島空港への緊急着陸事案につきまして、我が国の安全保障の重要事項として、政府の対応方針を定めるべくお集まり頂きました。まずは芝浦内閣総理大臣より」

 芝浦総理は資料に目を落としながら、「最後でいいよ」と右手を挙げた。

「では、まずは防衛大臣より経過と自衛隊の対応について、報告と説明をお願いします」

 会議室正面のスクリーンにはイメージ図が大臣室事務官によって出力され、台湾軍機の飛行ルートが地図上に赤線で示されている。画面の右半分にはスクランブルしたパイロットが撮影したらしいF-16Vの写真が添付されていた。

 スクリーンを確認し、説明を始める。

「はい。まずは事態の経過についてご説明致します。本日10時38分、台湾空軍所属のF-16戦闘機一機が与那国島の西方より領空侵犯。52分頃には緊急発進した那覇基地所属のF-15戦闘機が当該機を目視で確認、警告したところ、操縦士より無線が使えないことと機体トラブルを示す手信号がありました。その信号を確認したF-15戦闘機のエスコートにより、当該機は下地島空港に緊急着陸しました。現在、航空自衛隊の整備員が那覇より回転翼機で下地島空港へと移動中です。なお、10時57分頃に中国軍の戦闘機二機が領空侵犯しましたが、航跡等から台湾軍機を妨害する意図があったものと考えております。今後の対応につきましては、妨害行動が続く可能性を考慮し、早期警戒機を前方へ進出させるとともに、戦闘機を空中で待機させる戦闘空中哨戒を行います。また、沖縄防衛局より沖縄県に詳細を説明をする予定です。以上です」

 後ろに座る秘書官から渡された報告書を読み上げた。

「次に、警察の対応について国家公安委員長よりお願いします」

 進行役の豊島官房長官に指名された針尾が、後席の秘書官から受け取った資料を読み上げる。

「沖縄県警察が緊急着陸した台湾国籍の乗員、劉慷仁氏を出入国管理及び難民認定法と航空法違反の容疑で身柄を拘束し、宮古島警察署において事情聴取を行いました。取調べには素直に応じ、訓練中に機体の油圧系統及びエンジンに不具合が生じたため、下地島空港への緊急着陸を要請しようとするも無線機も故障しており、領空侵犯するに至ったと供述しております。現在は、福岡出入国在留管理局那覇支局に身柄を送致しています。緊急着陸した航空機につきましては、警察庁より防衛省へ省庁間協力を要請する予定であります。以上です」

「ありがとうございます。桜木大臣、よろしいですか?」

「問題ありません。防衛省自衛隊としても全面的に協力致します」

 針尾国家公安委員長が「お願いします」と返事をした。

「続けて、法務大臣、お願いします」

「はい。現在、乗員の身柄は那覇支局宮古島出張所にあります。宮古島出張所では退去強制業務を所掌していないため、那覇支局より職員を派遣中です。到着次第、入国警備官による違反調査をし、四十八時間以内に入国審査官による違反審査を行います。審査の結果、乗員が退去強制対象者として認められれば、口頭審理の後に台湾へ退去強制、いわゆる強制送還となります。ですが、機体トラブルという状況を鑑みて、緊急避難が認められる可能性が高いです」

「国土交通大臣、お願いします」

「はい。緊急着陸時を含めて、下地島空港での民間機運行への影響はありませんでした。現在、下地島空港は平常通りの運営を行っています。以上です」

「ありがとうございます。それでは最後に外務大臣、お願いします」

「はい。外務省アジア大洋州局で駐日代表処と連絡を取りまして、対応を協議中です。つきまして、駐日代表処より以下の要望がありました。一点目は、乗員と機体の早期の『帰国』実現です。これに関して台湾軍の整備員や機材を乗せた輸送機の受け入れについて、申し出があります。二点目は、乗員の処遇についてです。『帰国』までの間、乗員を駐日代表処で確保した宮古島市内のホテルに滞在させてもらいたいとのことです。外務省としましては、これまでと今後の日台関係を考慮し、台湾側の要望につきましては最大限実現したいと考えております。ですが、本日11時半、中国外交部に在中国大使が招致され、日中共同声明を遵守するよう厳重な抗議がありました。在中国大使より機体トラブルによる緊急措置と理解を求めましたが、外交部は対抗措置も辞さない考えとの強い姿勢です。私からは以上です」

 日中共同声明を踏まえた『一つの中国』政策で、台湾との関係は非政府間の実務関係としている。そのため、大使館に代わる機関として台北駐日経済文化代表処と日本台湾交流協会台北事務所を設置している。

「それでは、議事に移りたいと思いますが、総理よろしいですか?」

 芝浦総理が頷いた。

「まずは機体の整備について。桜木大臣からお願いします」

「現在、機体の保全のため宮古島分屯基地の警備班と那覇基地の第9航空団の整備員を向かわせています。機体の保全は自衛隊の方で実施可能ですが、整備と修理につきましては困難です」

「というと?」

 芝浦総理が尋ねてきた。

豊平統幕長に視線を送る。

「航空自衛隊はF-16を装備していません。給油やタイヤ交換といったことなら我々でも可能ですが、整備資格は機種毎になっており、不具合を直すとなると資格保持者もいなければ、部品もありません」

 なるほどと呟いた芝浦総理に、中津総理補佐官が発言の了承を求めた。

「中津補佐官、お願いします」

 芝浦総理が首を縦に振るのを見て、豊島官房長官が言った。

「ありがとうございます。現時点で考えられる策は、四つかと思います。航空自衛官にF-16の整備教育を施すか、F-16を装備する在日米空軍の協力を得るか、台湾軍の現地整備を受け入れるか、或いは機体を台湾に空輸してパイロットと機体を別々に帰国させるか、です。一つ目は時間的にも現実的ではありません。二つ目の問題点は、在日米空軍が装備しているF-16はブロック50と呼ばれるタイプなのに対し、緊急着陸した機体はブロック70である点です。搭載しているエンジンが違うため、不良箇所によっては三沢の米空軍では対処できない可能性があります。本国からロッキードの技術者を呼ぶことも可能でしょうが、時間を要します。また四つ目の機体空輸案では、航空自衛隊の保有する輸送機には納まらないため、米軍の協力が必要になります。米軍機が台湾本土に着陸することになるので、実施の可否は米国の政治判断に委ねられることになります」

 豊島官房長官がメモに書き留めていた。

「台湾側の早期の帰国という要望に沿うならば、要請にもあった通り台湾軍の整備チームを現地で受け入れるのがいいでしょう。自分のところの戦闘機は自前で整備した方が間違いもない。それに、米国が絡むよりも、我が国単独の政治判断の方がスムーズでしょう。そもそもの原因が機体トラブルなのだから、人道的観点からも当然の対応ですし、高度な政治案件とせずに粛々と対応すれば良いだけかと思います」

 日台議員懇談会の会長を長年勤め、現在顧問の立場にある千両らしい発言だった。

「ですが、中国側の反発は必須です」

 浜松外務大臣が反論し、「既に中国の妨害と抗議があるんだから今更変わらない。こちらが大事にすれば中国の思う壺だ」と千両副総理が反論し返した。

「千両先生、そうは言っても、抗議どころか対抗措置をチラつかせているんですよ」

 日中親善議連の役員を務めていた浜松外務大臣は、ネット上で親中派』として目の敵にされていた。新座幹事長の側近中の側近である浜松を閣内に置くことで、倒閣の動きを封じたい芝浦総理の思惑が見えていた。更に外務大臣というポストに就けたことで、狙い通りの『親中派』バッシングで影響力を削ぐことにも成功していた。

「そもそも台湾軍か米軍の整備部隊どちらを受け入れるにしろ、空港管理者の沖縄県が拒否するのではないかと・・・・・・」

 城野国交大臣が控えめに言った。

 下地島空港の有する広大な滑走路と尖閣周辺に近いという点から、自衛隊や米軍が訓練での利用を何度か県に打診していたが、許可が降りたことは一度もなかった。防災訓練においてでもある。

「ですが、県も台湾軍機に長々と居座られるよりはマシなのではないですか?」

 西山法務大臣に針尾国家公安委員長が不満気に答える。

「いやいや、あの知事は感情論で動くから、そんなことまで考えないよ。なんでも反対なんだ」

 針尾国家公安委員長は沖縄県議会議員を三期務め、沖縄四区を地盤とする。防衛大臣になって三年の自分ですら悩みの種であるのだから、その苦労は計り知れない。

「その辺の説明は沖縄防衛局で何とかします。慣れてますから」

 議論を進めるために、苦笑いして終止符を打った。

「台湾有事になれば、被弾した台湾軍機が日本の空港に緊急着陸する事態は起こりえます。これを機に台湾の防衛当局とホットラインを開設することを提案します。あくまで人道上の観点であり、責任は事態をエスカレートさせている中国側にあります」

 岐阜国家安全保障局長が具申した。

 豊島官房長官はメモ用紙を見ながら、咳払いした。

「ありがとうございます。皆さん色々ご意見はあろうかと思いますが、現実的には下地島に米軍と台湾軍のどちらを受け入れるかという二択かと思います。結局は政治判断になろうかと考えますが、総理どうでしょうか?」

 豊島官房長官が芝浦総理に決断を迫る。

 二ヶ月後の台湾侵攻という情報を知っているのは、閣僚の中では自分と芝浦総理、豊島官房長官の三人だけだ。台湾侵攻を抑止するなら、日台の連携は強調すべきだろう。期待する決断は台湾軍の受け入れ一択である。

 芝浦総理は少しの間を置いて、「うん」と声を出した。

「私としては、米軍に協力を依頼する案を採りたいと思います。中国軍が台湾周辺を封鎖するように軍事演習を行なっている状態で悪戯に刺激すれば、報復として日本関係船舶が人質にされる可能性は否定できません。既に原油価格の高騰が見込まれており、国民生活への影響は最低限に抑えたいというのが、私の考えです。中国側には、台湾軍整備部隊の受け入れは認めないと伝えてください。先手を打って譲歩を引き出しましょう。ホットラインは検討の余地がありそうですので、NSSで詰めてください」

 千両副総理がため息を吐きながら、椅子に深く身を預けた。

「あの国は譲歩なんかしないと、俺は思うぞ」

 総理経験者として思うところがあるのだろう。しかし、千両副総理は総理の椅子にはもう興味がないらしい。党内最大勢力である自派閥の影響力を背景に、裏でキャスティングボードを握ることが最大の権力だと気がついたのだという。総理の前であからさまな態度を取れるのも、力という裏付けがあるからだろう。

「承知しました。では、台湾軍機の修理については米軍へ協力を要請するということで、各省とも進めてください。では二点目として、乗員の処遇についてです。現在、乗員の身柄は入管にあるとのことですが、台湾側の要望にあるホテルでの滞在は可能ですか?」

 豊島官房長官は資料から顔を上げて、西山法務大臣を見た。

「それ自体は問題ないはずですが・・・・・・」

 とりあえず話し始めた西山法務大臣に、秘書官がペーパーを差し出した。秘書官の傍には大量の付箋の貼られた書類の山があった。危機管理センターへの携帯電話の持ち込みは禁止となっており、そもそも電波が遮断されている。その環境では、アナログな方法に頼らざるを得ない。

「入管法は、収容することなく退去強制手続きを進める監理措置制度、いわゆる仮放免を条件付きですが定めています。また今回の事案は緊急避難性に鑑みて、退去強制と監理措置によらないという政治判断も可能と考えます」

「ホテル滞在は構わないでしょう。緊急避難にあたるとは思うが、突かれないように一応は入管で審査してください。処遇については、官邸から特にこうしろという指示は出しません。あくまで通常の手続きを踏んでもらいたい」

 この件に関しては、芝浦総理は即決した。ただ、再三強調しているのは目立たないようにということだ。

「念のため、ホテルと市内の警備は強化した方が良いでしょう」

「そうですね。ただ、あまり目立たぬように」

 豊島官房長官の意見に、芝浦総理は同意した。

「針尾大臣、そういうことでお願いします」

「承知しました」

「最後にメディア対応ですが、総理いかが致しますか?」

「定例会見の中で報告してくれれば構いません。私が出れば大事に映ってしまうかもしれない」

 官房長官は、平日の午前と午後に定例会見を官邸で行っている。国会会期中であろうと変わらない。多すぎるという声もあるが、現状ですら『閉鎖的な官邸』と一部メディアに批判されるのだからどうしようもない。

「承知しました。他の省庁についても所掌範囲内については定例会見内で説明してください。事務的で構いません。他に皆様から何かございますか?」

 豊島官房長官が面々の顔をぐるりと確認した。

「よろしいですね。それでは、最後に総理からお願いします」

「はい。各省庁におかれましては、緊急な対応を頂きありがとうございました。政府としては動じることなく、粛々と対応したいと思いますが、双方との外交問題に発展しないよう、その点はご留意願います。沖縄県に対する説明についても、大変かとは存じますが事を荒立てられることのないよう、細心の注意をお願いします。私からは以上です」

「それでは一度散会とします。皆様、お疲れ様でした。なおこの後、十分後を目処にNSCの四大臣会合を開催します」



東京都千代田区霞が関二丁目 警視庁本部庁舎


 国道1号線と20号線の分岐する桜田門交差点に挟まれるようにして屹立する警視庁本部庁舎。地上十八階建てのビルが見下ろす先で、百六十年以上前に江戸幕府の大老である井伊直弼が尊王攘夷派に殺害された。その立地から警視庁は『桜田門』とも呼ばれている。

 警視総監室上の十四階、皇居側にある公安部公安第三課長室の扉を荒井はノックした。はいともあぁとも区別のつかない返事を聞き、扉を開けた。執務机では、課長の大槻警視正が眉間に皺を寄せて書類を睨んでいた。

 都道府県警察で唯一公安()を有し、国内の過激派やカルト団体等を対象とする公安と、外国のスパイやテロリストを対象とする外事に大別される。公安三課は国内組織の中でも右翼団体を対象としている。

「監視している複数の右翼団体の幹部が、相次いで中国大使館関係者から金銭を受け取りました」

 散らかるデスクの上に構わず報告書を置いた。

「中国大使館?」

 大槻警視正は驚いたような声を発すると、顔を上げた。

「目的は何だ? 反中国デモの抑制依頼か?」

「いえ。興味深いことがわかりました。中国大使館関係者が右翼団体に中国のスパイ情報を漏洩しているようです。報告書の二ページ目以降に添付しているのが、協力者から獲得したその漏洩資料です」

 大槻警視正は報告書を捲ると、食い入るように見入った。

一部は伏せ字になっていたが、中国諜報機関への日本人協力者の氏名とその所属や役職が綴られたリストだった。中には警察官もいたが、そんなことはどうでも良くなるような代物だった。数十名のリストの中には、霞ヶ関ヒエラルキーの頂点の事務次官、さらには国政政党幹部や国務大臣の名前までもがあった。

 資料に穴が空きそうなほど見入る大槻警視正の口角が徐々に上がり始めた。

「荒井、これは外事(ソトゴト)の案件だな?」

「はい。昨日、外事(がいじ)二課から中国関連の情報照会がありました。これに絡むことだと考えるのが自然です」

 大槻警視正がニヤリと笑った。

「極めて高度な案件につき、然るべきタイミングを持って外事に共有する」

 そう言うと、大槻警視正はロック付きの引き出しに資料を放り込んだ。

 荒井には事の顛末が予想できた。公安にとって、それ以上に大槻警視正個人としても目の上の瘤である外事への政治的手段に用いられるのだ。最も効果を発揮する時まで、引き出しで厳重に保管されるのである。

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