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脱出

すぐさまビル内の警備員に電話をかける穴口。


「もしもし!! 穴口探偵事務所だが!!

今事務所の前で思い切り扉を叩かれている!!」


ドッン!!ドッン!!と尚も音が響く。


『・・・こちらの監視カメラでも確認しました!!

直ぐに警備員が向かいます!! 警察も呼びますね!!』

「お願いします!!」

『気を付けて下さい!! 相手はハンマー持ってますから!!』


明らかにヤバイ。

一体何時ハンマー用意したんだ? と疑問に思ったが・・・


「まぁ人が死ぬ依頼をして来たんだから用意はしてあるか」


と冷静に判断。

ドンッ!!!!!!! と音も大きくなって来た所で足音が聞こえる。


「動くな!! 警備員だ!!」

「動・・・って!?」


パン、 パンと乾いた音が響く。


「!?」


穴口は即座に銃声と判断。


「ちょっと待てこの銃声・・・!? チースペか!?」


チーフスペシャル・エアウェイト。

通称チースペ。

正式名称S&W M37。

恐らく今外の奴が使っているのはバレル長をわずかに短縮したM37-2。

この拳銃は日本警察が正式採用しているニューナンブM60の後継として

2002年に採用された物である、 即ち・・・


「」


悪態を吐く前に逃げ出す穴口。

警察官僚の後ろ暗い噂が有る餓鬼を調べていた警官(身内)

周囲の人間を消されていて尚も調べている探偵が居るのならば

探偵も消しに来るのは道理である。

そして警察の拳銃を持っているという事は・・・

警察が殺しに来たという事だろう。


読者諸賢はこう思うだろう

警察の拳銃を使って警察の後ろ暗い事象を消すだろうか?

明らかに証拠が残るでは無いか?


「隠す気無しかッ!! 畜生ッ!!」


隠す気無しでゴリ押しで証拠を捏造しに来た場合

警察は圧倒的な完全無敵の暴力装置と化す

判明していても捌かれていない警察の不祥事は多い。

日本最大の警察の不祥事と言われた稲葉事件は警察の組織的犯罪だったが

稲葉警部一人に責任を負わせており

極論スケープゴートを用意してしまえば警察は文字通り何でも(・・・)出来るのだ。


事務所から非常階段に出る穴口。


「・・・・・」


穴口は階段を登る。

こんな大っぴらにやっているのだから非常階段を下りた所にも

刺客は配置されているだろう。


「ったく、 何でこんな目に・・・」


穴口は屋上に上がり、 スマホから会長に救援のメールを送った。


5分後、 ヘリコプターがやって来た。

会長の自家用ヘリである。


「金持ちと知り合いで良かったぁ・・・」


穴口はヘリからの縄梯子に捕まって脱出するのだった。

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