表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/38

1.魔法はあるの!!!

ここは、日本の東京・新宿。



「澤野ミリカ」という、

父親が日本人、母親がイギリス人のハーフの

中学1年生の少女がいた。



今日は、7月15日(金)。



昼休憩のチャイムが鳴る。



〝キーンコーンカーンコーン〟



「いただきま~す!」



「だから!魔法はあるんだって!!」



ミリカが友達の「園田聖子」に言った。



「はい。分かった分かった」

「もう!信じてないな~!!」

「いや、ミリカ、もう中学生よ。良い加減、

現実とフィクションの違いぐらい解らないの?」

「そういう聖子こそ、

何で〝現実世界に魔法がない〟って説明出来るの?」

「いや、だって、あんたも、小学生の頃から

理科の授業で〝物理の法則〟を教わってるでしょ?」

「そうだけど・・・でも、聖子だって、

その〝物理の法則〟が何であるのか解らないでしょ?」



「う~ん・・・・・・」

「じゃあ、〝物理の法則〟があるのは当たり前じゃないし、

〝魔法〟も、〝絶対ない〟とは言いきれないじゃない!!!」

「・・・・・・そうだけど、でも、何でそんなに魔法を信じたいの?」

「そりゃ、だって、便利だし、何より、凄く夢があるじゃん?!」



「ん~・・・確かに、夢はあるけど、

そこまで〝どうしてもあって欲しい〟とまでは思わないし、

便利かもしれないけど、私達の生活には、機械があるから、

それで充分、不自由はしないかな~?」

「・・・・・・」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ