甘いお菓子
明日はアンドリンの誕生日。
勇気を出してプレゼントをあげる。
彼の好きなチョコメレンゲを今日作った。
なんて言って渡そう。
お菓子はいいとして、もう一つ、
しおりをあげる。
四葉のクローバーを挟んだ手作りのしおり。
付き合ってる訳でもないのに。
我ながら重い・・・。
親友であり恋のライバルの
シャルロッテには知られてはいけない。
彼女は私も彼のことが好きだとは知らない。
諦めてくれるのをひたすら待つ。
それでいい。
訳がない!
もう一度その手口でライバルに負けた。
あんな悲しい想いをするのはいや。
素直に気持ちをできるかぎり伝えよう。
もう見守ってるだけの恋はやだ。
だって、
好きなんだもん。
読んでいただきありがとうございました。
これは本当のお話です。