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~悩みと人となりと(5)
僕は、老人に自らのマリオネットの国にシナリオがあり、そこは作られた国であったこと、そして僕らの国に希望と夢を持っていた方がいらっしゃった事実に勇気づけられたこと、そして、クライデールガ^デンという虹色に光るマリオネットによってこの世界に飛ばされてしまったことを話した。
老人は、何とも不思議そうな顔をして僕の話を聞いていたが、……突然、ハッとした顔をすると、僕に一枚の写真を見せた。モノクロのその写真を見つめて、僕は、はっと息を呑んだ。
その写真に写っていたのは、クライデールガ^デンと名乗ったマリオネットにそっくりな人、であったからだ。




