週末の女
金曜日の仕事終わりは、決まって食べ(飲み?)歩きするのが決まりです。
同棲を解消して一人暮らしになってから、リフレッシュを兼ねて何気に入ったイタリアンが大当たりで、それから美味しいもの探しが何よりの楽しみになってしまいました。
「こんな事してたら女子力が落ちて行く~」と思ってはいますが、今まで彼を優先してきたせいか、気が付けば、こんな時に一緒出来る友人や仲間がいませんでした。
依然から目星を付けていたオーガニックのお店に入ろうとした時、後ろから懐かしい声が聞こえてきました。「おい、彩矢じゃないか?」
思っていた通り、そこには懐かしい顔がありました。
案の定、強引にご一緒して来るんです……ニャローめ。こんな事なら恥ずかしいけど予約を入れとくんだった。
そう思いながらも、内心久々のデートに少しトキメキを感じていました。
食事しながらお互いの近況を報告し合うと、ヤツは「折角パートナー見つけたのにさ、シクっちゃって、今は一人」とか言ってきた。コイツ、この3年の間に結婚と離婚までしてたのか。しかも「今度は小説を書いてる」と言ってきました。
だんだんムカついてきて「あんた何歳と思ってんの」という言葉を飲み込んで適当に相槌を打ってたら、調子に乗って自信ありげに色々語るものだから思わず「あんたバカじゃない?そんなんだから、愛想尽かされんのよ」と思わず叫んでいました。
その後、二人分のお会計を済ませて、そのまま行きつけのバーに行きました。
何をどれだけ飲んだのか、一体どう帰ったのか?
気が付けば、現在進行形のこの状態です。
「悟なんか死んじゃえ~」




