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遠い過去のtwoガク記!  作者: 間内りおん
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雨上がって、曇り空。

雨の日は「通学」が嫌で仕方なかった。

今でこそ雨は洗濯の事を気にする以外、

私には関係ない事だけど、この嫌な気持ちを

味わえたのは当時しか無い事を私は今、知る。


今日は朝から雨だった。

シャワーみたいな…雨。

カミナリだって鳴っている(私はカミナリが苦手だ)


少し寝坊したせいもあって、とっても憂鬱で……。

それでも行かなければならなくて……。


また、遅れて電車に乗る。

その頃には雨も上がっていて、曇り空。


電車の中では、中年のおじさん達が

人生疲れきった顔をして座っている。

曇りパワーは絶大だ。


憂鬱は憂鬱を呼ぶ。


おじさん達の瞳に映るものは

一体何だろうか?


それを知った所で憂鬱が晴れる訳でも無い。


でも、出来る事なら、

皆笑っていて欲しい。


これからやって来る梅雨に備えて、

頑張れ、おじさん達。


私の旅は続く。

おじさん達は今もきっと、家族の為に、

変わらず「通勤」をしているのでしょう。

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