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子供を育てる事は自分を育てる事


 まあ会社の方は、人がいるのでいい。そう家庭の方だ。里依はとてもナーバスになってる。今までのキャリアがあるから、大学でも大丈夫だと思っていたのだろう。まあ勉強は現役の方ができるよなあ。それに里依が入ったのは、かねてから行きたかった、畑違いの理工だよね。それもガチ工学部だ。実験とか工作とか多いし、明日香もいるしで、いっぱいいっぱいになった。そんな時、


 「明日香ちゃん、預かるよ」


 とキョウコさんが言ってきた。


 「いくら、ユミさんがいても、ママが、仕事に行かず、家にいれば甘えたくなるからね。大変になったらいつでも言ってね」


 と。

 実は里依は実家に預けるつもりだったらしいが、大学に通うとか言ったら、母親が、


 「子供いるのに何夢みたいなこと言っているの! 子供には、母親が必要なのよ。今は子供の事を第一に考えなさい」


 って言われ、連れて行き難くくなったんだ。


 「ママは、自分がずっと専業で生きてきて、何の憂いも不安も無かったから、ああ言うのよね。私はやりたい事も山積みだし、本当にコレでいいのか不安だらけ。何で母になると個人の自由がなくなるのかしら」


 なんて言っていたのは、最初の頃だけだった。

 思う様にうまく回らない育児と家庭、そして自分の勉強と、ひとつ歯車がずれると、あちらこちらと、うまくいかなくなる。今までの平穏な生活がなんだったのかという感じになる。

 そう、部屋の中は里依のため息が溜まり、明日香を怒鳴りつける声が、明日香の泣き叫ぶ声が埋め尽くす。僕はどうしていいのかわからなくなってきた。そんな時だった、キョウコさんからの提案は。なので、それに乗る事にした。


 僕が、明日香をキョウコさんちへ連れて行く。もう。以前みたいに、僕たちをとやかく言う輩は居なくなっている。

 キョウコさんの部屋は以前とは違い、少し明るくなって、あちらこちらにサンプルや作りかけの作品がある。この部屋に来なくなってからの年月が嫌になるほど分かる。

 明日香は部屋に入ると一目散に、おもちゃのある場所に向かい、遊び出す。

 それを止める僕を笑いながら、キョウコさんが


 「須藤クンも少しお父さんらしくなったね」


 とそんな事を言いながら、明日香の方に向かい、


 「明日香ちゃん、おてて洗ってからよ。オモチャは逃げないからね。ほら」


 と言い、明日香を連れて、洗面台に向かい、手を洗う。


 「暑かったでしょ? 冷たいモノが良い?」


 そんな事を言ってくるキョウコさんに、


 「久しぶりにキョウコさんのジャスミン茶が飲みたい」


 と答えたら、キョウコさんがゲラゲラ笑いながら、


 「里依さんが、初めて、いや違うわね、あの時か、わたしがマスコミ追われて、籠っていた時に、来てくれた時に、おんなじ事いったわ。夫婦って本当に似てくるのね」


 まだ笑っている。そのセリフが僕の胸に、チクンっと刺さる。夫婦かあ。そうなんだよなあ。里依と僕は夫婦なんだ。


 「キョウコさんは、そんな僕たちを見ても平気なんだ」


 思わず言ってしまった。キョウコさんは目を大きく開いてて、驚いた顔を僕に向ける。


 「須藤クンは、わたしの息子だからね。全てを飲み込めるのよ、きっと」


 キョウコさんが微笑む。眩しくって見れない。思わず抱きしめようとすると、


 「ここではそれはダメ。それをしたら、もう須藤クンをこの部屋に入れることはない」


 ちょっと強めに言われた。

 そしてキョウコさんは、何事も無かった様に、ジャスミン茶を入れてくれた。


 「うん、美味しい。本当に美味しいわね、ジャスミン茶。もうすぐ、明日香ちゃんも2歳だね。本当に、新物のジャスミン茶が出ると思いだしちゃうわ」


 オモチャで遊んでいた明日香も喉が渇いたのか、僕たちが気になるのか、こちらのテーブルにきた。


 「ばーばー、明日香にもちょうだい」


 と手をトントンしている。


 「あら、明日香ちゃんもお茶飲むの? 大好きなリンゴジュースあるよ」


 そういえば、キョウコさんは子供の要望に対して、選択肢を出す。不思議に思って訊ねる。


 「子供ってなんでも良いのよ、多分。その時そこにある物でね。だからこそ、絶対に譲れないモノを選択して欲しいかな? って思って。後、考えることをいつもして欲しいので。明日香ちゃんどっちにするの?」


 「ばーばー、おちゃください」


 「はいわかりました。お席についてね」


 「はーい」


 キョウコさんは、一度キッチンへ行くと、ポットに水をたっぷり入れて、再び席につき電気ポットでお湯を沸かす。いつもと変わらない様子のキョウコさんに、 僕は、愚痴を溢す。


 「里依がイライラして明日香を怒鳴り散らすと、大学なんかに戻らなければと思うだよね。あんなにいっぱいいっぱいな里依初めて見たんだ」


 と言えば、


 「須藤クンは里依さんの事何も分かってないんだね」


 と返され、


 「何を? 今回入った大学は、里依が入りたかったって大学なのは分かるよ。それに編入だって大変なのはわかるし、今から資格取るのも大変だと思うから、色々と、明日香の面倒とかも手伝っているんだよ。僕だって会社の方も里依が抜けて、大変だったんだから」


 キョウコさんは、ため息をつき、蓋杯に茶葉を入れ沸騰したお湯を注いでる。


 「そんな風に思っていたらウチみたいになってしまうよ。里依さんは須藤クンの事大好きだから、なんでも許しているのに」


 この間の林田さんと同じ事言われた。その事を言うと


 「うん、皆んな知っているからね。里依さんはああ見えて、須藤クンの事大好きで、だから、他の人が須藤クンの妻になるの許せなくて、入籍を強要したんだって」


 なんで皆んなは、里依が僕を好きだと言うけど、本当は、里依は、僕の仕事とカネが目当てなんだよ、と心の中で愚痴ってると、蓋杯からお茶を茶海に注ぎ入れ、更に小さな茶杯に注ぎ僕にくれる。すかさず、明日香が、再び、手のひらに手を当ててトントンしている。それを見たキョウコさんが、ちょっと待っててね、と明日香に告げてる。それから、こちらを睨みつけるように見て、


 「それと、子育てはお手伝いじゃないから。妻が母親が全てやる事ではないから。多分ねえ、明日香ちゃんはママがお家にいる事が嬉しくって、ママと遊びたいんだよね。一緒にやりたいだけだから。

 里依さんは工学部に入ったんだよね。それなら、分かる、もう子供が触りたいモノだらけだし、触らせられないモノだらけだもんね。そこで、ママと遊ぶのも、ママが使ってるモノ触るのもダメとなると、明日香ちゃんは、なんでってなるから泣いたり喚いたりして、ママは、怒鳴ったり、怒ったりして、そんな修羅場と化した風景が簡単に想像できるね」


 そう、笑う。なんで、さっきまでウチで、目の当たりしてきた風景を言い当てられるのか、僕が驚いていると、


 「驚いたみたいだけど、それ子育てしている家の日常だからね」


 小さな茶杯2つでお茶を器用に、一つからお茶を出し、もう一つに入れたりしていながら、そう言われた。

 そうなのか日常って、


 「えっ、あれが普通の事なの? だって今まではそんな事なかったのに?」


 「うん、明日香ちゃんには、ユミさんがいるからね。それに里依さんは仕事していたから、明日香ちゃんは納得していたんだと思うよ。お母さんはお仕事しているって、だからおうちでしか遊べないと。それで、今、お母さんがおうちにいれば、遊んでってなるよね。ユミさんが、どうやっているのかは分からないけど、動くようなら、児童館へも行っているのでしょう? そういえばベビースイミングとか通っていたよね」


 「うん通ってる。僕も当番の時は連れて行くんだ」


 「ふふふ、やっぱり須藤クンは、子育てはお客様なんだね。その当番って、当番だから連れて行くって言葉聞くと」


 キョウコさんは笑いながら、さっき2つの茶杯で冷ましたジャスミン茶を、明日香にふうふうしながら飲ませてる。


 「わー、明日香ちゃん、コップから上手に飲めるようになったね」


 と明日香を誉める。そして、じゃあねえ、明日香ちゃんに聞いてみようかな? と意地悪そうな顔して、


 「明日香ちゃんはママがお家にいて嬉しいの」


 明日香はコップを持ってこくと頷く、そして、突然、涙を溜め


 「でもママ、明日香、きらいなの、で、すぐダメダメいって、ママのモノさわるとおこる。メッて」


 そう言って指をバツの形にする。


 「で、パパは、ママにうるさいっていいかげんにしろっていうよ、そしたらママがわーってなるの」


 次に掌を下にして顔に近づけて、泣く真似をする。

 僕は、明日香が色々知っている事に驚き、キョウコさんを見る。


 「子供って全て分かっているんだよね。ただ伝える術がないのよね」


 とキョウコさんは言い、再び、明日香に質問する。


 「そんな時明日香ちゃんはどうするの?」


 「明日香、わるいコだから、ぎゃーってなるの。ママ、悪い明日香きらい」


 今度は自分の体を自分でぎゅーとした。すると、キョウコさんは、明日香を抱きしめて、


 「そうよく分かってるのね。ばーばーは、そんな明日香ちゃんが偉いと思う」


 とぎゅーっと抱きしめてた。すると、


 「明日香、はやくおとなになって、ママをたすけるの」


 とか言い出した。

 僕は、咄嗟に立ち上がり、キョウコさんから明日香を受け取り抱きしめた。僕は、本当に全て里依に任せきりだった、そんな事に気がついた。


 「明日香、パパがママを助けるから、早くおとなにならなくても良いんだよ。今はママ、お勉強が大変だから、僕達二人でママをラクさせて上げよう。後、パパが明日香と遊ぶから、少しママはママしかできない事をさせてあげて欲しい。そして、ママの試験終わったら、みんなでお出かけしようか?」


 と、僕は明日香に約束した。

 そうキョウコさんが言う、二人で子育てをすると言うことは、どちらかが子の主導権を持って指示するのでなく、その時その時に、親としての立場で対等に、子供と接することなのかと。そう、僕の子育てはいい所取りだったと、気がついた。

 そうする事で、子供って親を認識するんだと。ああ、僕は未だに全部身の回りの事を里依に任せているんたね。反省。

 そんな僕の様子に気がついたキョウコさんが、


 「なら、今日は明日香ちゃんの事は、わたしが見るから、早くお家に帰って、里依さんにご飯でも作って上げれば?」


 なんて言い出すし、僕は、キョウコさんのそんな気遣いが照れ臭いし、どんな顔してみれば良いのかわからない。


 「わたしは須藤クンのお母さんだからね。息子夫婦が不和になるのは悲しいのよ」


 そんな事言って淋しそうに笑っている。

まあそうだよなあ。この関係を作った僕が1番悪いんだよなあ。以前里依が、キョウコさんか言っていたと教えてくれたっけ。

 そう、僕が、気まずいと思う事でなく、二人に謝らなくてはならないんだよなあ。そう思い、


 「キョウコさん、ありがとう。色々と気がつきました。なので今日はこれで帰ります。明日香をよろしくお願いします。明日香、パパは帰るけど、大丈夫?」


 とキョウコさんにお礼を言い、明日香に確認すると、明日香は手をふって、


 「明日香だいじょうぶ。きょうは、ばーばーと大きいおふろにいくの」


 と答えたので、キョウコさん家からお暇した。途中で、夕飯の惣菜と里依の好きなアップルパイを買いウチに帰る。こんなにウチ帰るのが楽しくなったのは、里依が学校に通いだしてから初めてなような気がした。

 ウチに帰ると、里依は明日香がいなかったからか、課題も終わって、夕飯をと思っていた時だった。

 惣菜を買ってきたと告げると、驚いた表情でこちらを見て、納得の表情に変わり


 「キョウコさんのアドバイスでしょ?」


 と笑って訊ねる。頷く僕。


 「ごめん、僕、里依に、君に全て甘えていたみたいだね」


 里依は


 「うん知っていた。キョウコさんがね、『須藤クンは里依さんにしか甘えられないのよ』と言われて、えっ!ってなったから」


 「まあ、そうなんだろうね。キョウコさんが言うんだから。それに、今日、里依がいっぱいいっぱいだと言われたんだ。そしてキョウコさんが、明日香に色々聞いてくれて、驚いた事もあるんだ。僕は、きっと里依に愛想尽かされて、いつかは棄てられるんだよなあって、気がついたんだ。まあいい、話は後。ご飯買ってきたから食べよう。まず、里依のこと知りたいから。何か飲む?」


 里依はまた驚いた顔して、


 「ええ、課題はあらかた終わったし、呑むかな? セラーにキョウコさんが好きなワインが入っているから、それを。

 もう、キョウコさんが、いなければ私達ってどうなっていたんだろうね」

 

 と泣きそうな顔をして溢した。

 その言葉を僕は、反芻する。

 そうだ、里依はキョウコさんの存在を知って、先手を取るように、妻の座を僕に求めた。

 まあ、お腹に僕の子ができたからだが。でも以前の里依なら、そんな事はしない。子供を盾に取るように入籍を迫ることはなかったと思う。

 だって僕が起こした下半身の問題を全て処理したのは里依だよ。僕はそんなに清廉潔白ではないからね。それ以前によくハニートラップには引っかかっていたから。

 しかし、キョウコさんと出会ってからはそんなのに引っ掛からなくなった。不思議だよね。なんて言えば、すかさず、里依が、だって、旬って単純なんだよね。モノを作るって言えばすぐ出資するから、今はキョウコさんが作る以上のモノがないからじゃない? らしい。

 で、以前付き合っていた、美大の子など、僕は、おカネホイホイで、すぐ貢ぎ、ダメにしていたらしい。気がつかなかった。愛想尽かされて棄てられたと思っていた。

 そんな事言えば、里依は笑い、


 「だって、旬は、他人に興味ないから、私が付き合ってもいない男と関係したとか思っていたでしょ? 林田さんから聞いて、私驚いたわ」


 と、あの山田の事を言い出した。

 ええ、山田は僕に、里依と関係あったとかで、


 「最高な女だよなあ、里依って」


 とか言ったんだよ。普段無視しているのに! その時だけ僕に…。


 「もう、あんな男に靡くと思われた私はどうしたらいいの?」

 

 ケラケラ笑う里依。

 はい、左様ですか。僕はそれを奴の言葉を信じてました。僕の不遇の致す所で、という事でご了承ください。心で思いました。


 まあ、その日はもう、里依の愚痴聞いて、それから慰めて、色々と大変でした。まあアップルパイは、喜んでくれたけど、コレ好きだったのは、高校の時だったのよね、というお言葉貰いました。ズッキン。

 なので、


 「ごめん、里依に対してアップデートしてない。好きなモノ教えて欲しい」


 と聞けば、


 「もう。分かっているでしょ? ア・ナ・タよ」


 ときました。

 いや流石にコレを聞いたので、押し倒しましたさあ。今日は、明日香いないし。これでまた次できたらって思ったけど、どうにかなるよ。なんて、思っていたのは僕だけで、里依はピル飲んでました。この辺が里依なんだよね。だって、


 「今、妊娠したら卒業どころか、この予定の2年無駄になるのよ。その上、子供産むリスクもあるしね」


 「子供産むリスクって?」


 「私が死ぬかもしれないのよ」

 「そんな事ないよー」

 「ふんっ。日本は出産時死亡少なくなっているけどね、ゼロではないし、私、高齢出産になるのよ、一応」


 ダメな子を嗜めるように里依が言う。

 そうか、リスク配分なら僕も分かる。なら明日香が産まれたことはやはり奇跡に近いんだと、認識を新たにした。


 そんな僕の私生活が忙しいからか、キョウコさんは、なんか大人しい、新しい事もなく、予定調和で終わっている。

 まあそんな風に余裕かましていたら、やはり、問題は起きる。

 キャサリンが、キョウコさんの香港のお友達で、シンガポールの会社を任せてる人だね、NFTアートのライセンス管理を始めたとかで、キョウコさんは、その事情聴取と事後収拾のためシンガポールに行きぱなしになってしまい、明日香を預けられなくなってしまった。

 僕は、キョウコさんに


 「僕の気持ちわかるでしょ?」


 なんで言っちゃだけど、こっちは丁度、里依が弁理士の試験を受ける日と被ったんだね。それなのに、里依は


 「私は、卒業しても、来年も受けられるし、予備校に通うのも問題ないんだもん。数年のスパンで考えられるからね、まあ、来年には取りたいから前哨戦ね」


 とか言い、全然緊張も無く、以前のあれは何だったの? という感じで、余裕綽々と試験に挑んでいた。

 本当に、僕のまわりの女は自分の事しか考えない。良い意味でも悪い意味でも。

 まあ、今回はうまくいったので、いい意味に取って欲しい。

 それに僕らが、あのいっぱいいっぱいな時に、気がついて、すかさず、手を差し伸べたのはキョウコさんだけだった。

 だから今回は、キョウコさんにはお仕事に励んでもらい、明日香のことをお願いするのは止め、僕たちだけ、まあシッターさんのユミさんもいるね。

 そうそのユミさんの問題もあった。

 里依ママは、娘の反旗が気に食わなかったから、それに否を唱えていたんだ。


 「私の言う事を聞かないなら」


 ってね。ユミさんの費用まで切るとか言いだしたから、僕が払うようにしたんだ。そして今に至る。

 ごめん、里依。僕は本当にケチでした。娘をみてくれている人の費用を渋ってはダメなんだと。

 なので新しく契約しました、ユミさんと。

 ユミさんからしたら、凄く楽になったと言われちゃったよ。里依ママのお金で雇われていれば、キョウコさんには何の思いもなくても、不可と言わざるを得ないと。僕らの歪な関係に絡んだ人にはそれ相応の対応が必要なんだと、思った案件だね。

 だから、これから、里依ママが絡んでも拒否して欲しいと。その理由は、あの時、私は切られたからって言って欲しいと、お願いしたんだ。

 そしたら、


 「これで私は、明日香ちゃんの事だけ思ってあげればいいんですね。須藤さんのお願いは分かりますが、明日香ちゃんの立場で考えさせてもらいます。大ママちゃんもキョウコさんと同じ様に、明日香ちゃんを可愛いがってますよ。それが須藤さんには見えない、もしくは、愛情の方向性が違うんだと。私は子供には色んな人と接して欲しいと思います。で、色んな人がいるなあって思えれば、それでいいんじゃないですか? で、付き合うか否かは、本人、子供が決める事ですよね」


 と、ほっとしたように笑い、確認された。そうだ、シッターさんは子供、明日香の味方でないといけないのに、大人の思惑で色々と面倒な事になっていたんだね。反省。


里依さんもやはり子育てが、大変になってしまいました。

まあ須藤クンがそれをフォローできるので、まあ普通の家より楽だと思う。一般的な家庭だとワンオペ育児とか普通だからね。

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