1話俺の妹
「お兄ちゃん?おはよぅ」
「ああ、おはようアリス。今日も綺麗だ。」こいつは妹のアリス、金髪金眼の美少女。胸はでかいしスタイ
ルもいい。俺には似ても似つかない完璧な美少女だ。
「お兄ちゃぁん、ふくぬがせてー」妹の着替えを手伝う。これが日課だ
やはり妹はかわいい。服を脱がせ豊満な乳があらわになった。
「お兄ちゃん・・恥ずかしいよぉ」毎朝恥ずかしがっている妹もかわいい。
「アリス、お兄ちゃんに見られてそんな恥ずかしいのか?」
「そりゃそうだよ//」「なんでお兄ちゃんはそんな落ち着いていられるの?」
落ち着いてなんかいないさ。いくら妹とはいえ、絶世の美女だ・・ 少しは欲情してしまう
でも、普通の兄としてふるまわなければ‼ 妹相手にいちいち興奮してられるか‼
「アリス、服着せるからバンザイして」
「いいよ//お兄ちゃん・・」
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バチン
「起きろ!!バカ兄貴!!」
あれ?アリス??
「誰だよアリスって、キモイ妄想なんかしてんじゃねーぞバカ兄貴」
ああ、あれは夢だったのか。。
「あーあ可愛い妹に愛されたい。。」
俺の名前は伊藤正太郎。いたって普通の高校生。妹が一人いて母親は早くに亡くなった。いまは父親が海外へ出張中。実質妹と二人暮らしだ。
「妹と二人暮らしって聞こえはいいんだけどなあ。。その妹があんな性格だし...」
「おい、誰が性格悪いって??」
まずい妹に聞かれてしまった
「あ、百合、お前の事じゃないんだ、誤解だ、だから、その包丁はよしてくれ、、」
そう、こいつが妹の百合。中額3年生で成績優秀。顔はまあ整ってて、外では性格もいいと評判だ。
でも家ではこんな暴君のような人間だ。。
「おい、バカ、飯早く食えよ」
おいおい、ついに兄貴とすら言われなくなったのか。
でも文句は言えない、このご飯を作っているのも何もかも百合がこなしていることなのだから。
「百合って、ほんとなんでもできるよな。悪いのは性格だけだな、はっはっは」
「一言余計なんだよ塵兄貴」
「お前、その塵兄貴とか、バカ兄貴とかってやめにしないか??」
「あー、悪かったなバカ兄貴」
この様である。この家での絶対権力者は妹でその奴隷は僕だ。
つまり使いっ走りである。
「おい、買い物行って来いよバカ兄貴。」
「はいはい、わかりましたよお」
あーあ、もっと性格の良い妹が欲しかった…