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本日投稿3つ目

魔法少女のマスコット候補を辞め、

はや三年

あたしは急いでいた。

「ニャー」

『なんで、今日に限って寝坊したー』

桜の花びらが散る道を横切りながら思った。

春の陽気に誘われ、つい寝てしまった。

「ニャーウ」

『しかも、今日の集会する所一番遠い街中の路地裏だし。遅刻する』


急がなきゃ





普通、魔法少女のお供は動物に似ていても、動物の言葉なんて、わからないけど、

あたしは猫として生きると決めた3年前から

猫に、完全に成り切ろう動きを真似続けて

遂には猫の言葉を喋ることが出来るように

なった


あたしは急いで路地裏までやってきた。


『あら、ミーニアさん今来たの

遅かったわね』

と集会の幹事である猫が言った



『ごめん、少し遅れた。』

と、あたしは返す。


『いえ、いいですわよ、ミーニアさんなら

さあ、皆さんお集まりなさったことですし、集会を始めましょう。』

と幹事の猫が言った。


集会はいたって簡単である。

まず、何を話すか幹事が決めて

その決めたことについて、話す

ね、簡単でしょ。


今日話すことは、この時期になると三丁目の大きな公園で、花見が開かれるので酔っぱらいや子供に気をつけること。


それをほどほどに話した後、お開きする前に


『他に話す事はありませんか。』


いつも言う。いつもならそこで集会を終わるはずだった。

『すいません。みなさんがいるここで聞きたいことがあるのです。』


その猫はまだ親離れしたばかりの

最近入った新入りだった。

オドオドしていたが、はっきりとそう言った。


『え、ええ、話していいですわ』

幹事の猫も、いつもならここで終らせるはずなのに終わらせなかった。

入って来たばかりの新入りがどんな話をするのか

気になったのだろう


他の猫が静かになるのを待って新入りは話し始めた。

『最近、いいえ、さっきも来る途中に見たんです。何か黒いドロリとしたもの。

僕はここに来たばかりだから、みなさんなら知っているのでは、と思いましたから』

それを聞いてみんなしばらく、黙っていた。


次に話し始めたのはその子の隣にいた子だ。


『私も、見たことがあります。

私が見たのは確かに黒いどろりとした者でした。が、それには目が有りました。と言っても、私達の目と違い一つしかなかったけど』

すると、その子をが言ったあと

次々にわたしも、おれも、僕も、

と言い口々に喋り出した。

うるさくなって来たときに、

『静かに、この話はまた、一週間後の集会のときに話しましょう』

と幹事が集会をお開きにした。

みんなそれに従ってそれぞれ散らばって言った。



あたしも、それに従って帰ったが、

さっきの話が気になっていた。

黒い

どろり

一つ目

何か引っかかる。

この世界に来て猫は霊感があると聞いてる。

あくまで普通の猫でだ。

あたしは猫ではないからわからないが、

何か忘れている。

なんだろ。




しかしその忘れていた事はすぐに思い出した。




その集会から3日後の夜、

緊急集会が開かれた。

最初何かを話しているかわからなかった。


集会仲間の新入りが黒いドロドロに食べられた。

みんな口々にその事を話し、その場はざわついていた












そのときにあれはやって来た。

『ごめんなさい。

オクレテシマッテ』

みんな一斉にその声がする方向を見た。


そこには新入りがいた。


否、最初は

新入りかと思ったが違う。


新入りの目は茶色でこんなぽっかりと穴が空いたような目じゃない。


新入りの匂いは、まだミルクが残る甘い匂いで、こんな何かが腐り、血と混ざりあった匂いじゃない。


なんか変、怖い

その場にいた猫たちの気持ちはそうなった。

みんなで、新入りを睨んでいた。


が、次の瞬間


新入りの背中が裂け、何か蛇のようなものが沢山が生えた。そして

こちらに向かって、伸びてきた。


その姿を見たとき、

固まってしまった

ワタシハオモイダシタ

ホッてこのままだと

アレはみんなを奪っていってしまう


『みなさん、逃げてください!!』


幹事が言った。


その声でわたしは現実に戻され、


その声を聞いた猫たちは、みんな逃げた。


あたし以外は…


『ミーニアさんも、逃げてください。

ここはわたしの縄張りです。わたしがボス猫です。縄張りを荒らす不届き者は私が成敗します。』

と幹事は堂々とあたしに言った。


だが、わたしには分かっていたアレに幹事は勝てない。

むしろ、なぶり殺されると


『ごめんなさい。ミケコ、ミケコはアレに勝てないよ。アレと戦うべきなのはわたしなのだから』

幹事は驚き、こちらを見たまま固まった。

『何を言っているんですか、早く逃げ、』

「おい、エネミー、お前が狙っているのは人間か

わにゃしたちでしょう。猫襲ってどうするニャ、

狙うならわにゃしを狙え」


その声に気がついたらしいアレ


エネミーはわたしの方を見る。


ソレはわたしと幹事を見比べたあと

こちらに手を伸ばす。

アレの標的は幹事からあたしに移った。


それがわかった瞬間


わたしはアレをにらみ、


「鬼さんこちら

ここまでおいで」

わたしは走り出した。

後ろでは

『ミーニアさん待って!』と幹事が鳴いる。

あたしはそれに応えず、そのままあたしは走り続けた。



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