いざ地下遺跡へ?!
翌朝。
ピアリス(少女)様ことピアリスちゃんの案内で神殿の奥に向かいます。
さて、地下にある遺跡へ行きたいのですがすんなり行けるんですよね?
「う〜ん。ここで待ってるべきなのかにゃぁ?」
食事を終えてまったりし始めたらリンが突然そんな事を言った。
リンにはピアリス様程の力の持ち主が近くに来れば音だけじゃなくて気配みたいな物も感じ取ろうと思えば取れるらしいけど、今は多分下手すると神殿の外に出ているのかも、という事だった。
リンに言われて気が付いたけど確かに俺も本体様とここのピアリスちゃんなら気配みたいなものを感じ取れるかもしれない、と試してみる。
・・・・うん。無理。素人考えでしたね。
もっとも、今は近くに居ないらしくリンにも感じ取れないのだから当然と言えば当然なのかもしれない。
「フェア達は何か聞いてる?」
さっきは食事はもう作り置きされてたような事を言ってたけどスープはまだ十分に温かかったし、ひょっとしたら3人の内誰か1人でもピアリス様と話してないか、と思って聞いてみる。
「うぅん?私たち3人が来た時には居なかったの〜」
「何も聞いてないですねぇ〜。もう食事は置いてありましたしぃ。私たちもロウジとリンが来る少し前に来ただけですしぃ」
「う〜ん。ピアリス様の姿すら見ていませんから分かりませんねぇ〜」
「あ、そうだったんだ?」
「そうだっんだにぇ」
う〜ん。
じゃぁやっぱりピアリス様を探すか待つかだよね。
「ロウジ、どうする?」「ロウジ、どうする〜?待っている、なの〜?」
「う〜ん。探すには微妙に広いんだよね、この神殿って。」
「お待たせぇ〜?」
そんな事を相談していると出待ちをしてたんじゃないか?と疑いたくなるようなタイミングで本人が現れた。
「えっ?」「にゃっっ?」
神殿の入り口の方から・・・多分普通に歩いてきたんだと思うけど。
「にゃんで?」「びっくり、した〜」
リンの驚きようからしてリンもなんだろうけど特に何も感じ取れなかったよ?
「あら、ふふふ。ロウジはまだまだ、ねぇ?リンは・・・驚かせてごめんなさい?わたしが精霊としての面を強く出していたら貴女にはわたしを捉えるのは難しいと思うから謝っておくわぁ?ロウジはちゃんと朝からエレメンタルサイトも開いているみたいなのは感心なのだけれど、鍛錬不足、ねぇ。それでぇ・・・皆準備は出来ているみたいねぇ?」
「う。は、はい。」
しれっと俺の状態を見て取って更にダメ出しをしてくるピアリス様。
俺の場合魔力量が多いからか回復してしてしまうのかエレメンタルサイトだったらずっと開けていてもステータスにほとんど変化がないみたいだから朝から気合いを入れていた。
マジシャンズアイは少しだけ気力と魔力を消費し続けるみたいだからそっちは水場や精霊が注意してくれたら開けるようにしようと思う。
「あぁ、そういう事ですかにゃ・・・精霊とか霊とかの類は弱点ににゃるにゃぁ」
?なんかリンが考え込んじゃったよ。
「ふふふ。さぁ、準備が良いなら案内するわぁ。着いてらっしゃいねぇ?」
「あ、はい。」
「はい。」
「は〜い、なの〜」
「「はいですぅ」」
俺とリン、その間、少し後ろにフェア、後ろにエリーとアリーが並んで俺達の目線の高さを飛んで、という形でピアリス様の後ろについていく。
「てっきり真ん中に直接だと思ってたんだけど違ったのか。」
神殿は入って右側が居住区、左側が食堂に厨房、倉庫などになっていて正面は通路のようになっている壁が続き奥に部屋があります!という造りになっている。
だから一番奥の間が精霊像の間、で良いと思うんだけど・・・そう言えば一番奥ってドアとか何も無くて普通に入れる、ってか通り抜け出来るような感じに見えたかもしれない。
あぁ、浴場やトイレが居住区の真ん中辺にあるせいで一番奥までは行ってないんだよね、そう言えば。
「ふふ。ロウジ?それが崇め祈る気持ちがある人間とそうでない人間の違いよぉ?」
「あ。あぅ。はい、そうですね」
また普通に心を読んだのだろう、ピアリス様が、振り返りもせずに言ってくる。
「心を読むもなにも貴方はダダ漏れなのだものぉ。それに自分の内に向かって、と言うよりも相手を見ながら相手に向かっての言葉も多いから読まないようにする方が難しいのよぉ?」
「え?」
そんな事言われても?
「もう少し表面で考えたり呟く感じではなく自分の内にこもらせる感じにしたらどうかしらねぇ?分かりにくいかしらぁ?」
「ん?ロウジ?ピアリス様?」
「うん?・・・あぁ、心を読まれた。と、言うか俺の心の声が相手に向かってダダ漏れだから気を付けたほうが良いんじゃないか?っていう話なんだよ。」
「あ〜。タダでさえロウジは顔にも出やすいしにゃぁ。読心のスキル持ち相手にゃら仕方にゃいけど確かに気を付けるにこしたことはにゃいかにゃぁ」
「ロウジはけっこ〜わかりやすいの〜」
「確かに注意すべきところかもしれませんねぇ〜」
リン達にピアリスとは心を読まれながらの会話をしてたと説明したつもりだったんだけど・・・・俺ってそんなに分かりやすいのかなぁ?
アリーに至っては何も言わずうんうん頷いてるし。
「ふふふ。まぁでもぉ?そんな部分だけれど悪い事ばかりではないのよぉ?今リンが言った読心スキルのような物は相手を信用出来ないから使うのだけれどぉ。ロウジみたいに裏表がない・・・無いわけではないけどあまり区別されていない、区別出来ない人間はそういう相手にとっては逆に信の置ける相手に映るのよぉ。それもまた人徳とは言えるのでないかしら、ねぇ。・・・もう少しダダ漏れ状態は治した方が良いとは思うけれど。」
「はぁ。」
「う〜ん。確かにそれも分かるにゃぁ。そういう人間には信頼に足る相手だって証明しにゃければいけにゃいんだけど。裏表がにゃい事をすぐに相手に分からせる事が出来るにゃらそれはそれで1つの武器と言えるかにゃぁ・・・すごいんだかすごくにゃいんだかはわからにゃいにゃぁ」
「うぅ俺の知らない所で俺の評価が変わっていく」
「「あははは」」「かわいそうなロウジ〜、なの〜」
・・・・そして誰もフォローしてくれないとか。
「ふふふ。さぁ、ここが精霊像の間よぉ?あそこの泉になっている部分が魔力水の泉になるわぁ」
「ほぇ〜」「なの〜」「うん。」「わあぁ」
どうやらリンとフェアはすでにここにも入っていたみたいだね。
「んにゃ?」
「ん?あぁ、リンとフェアはもうここに来てたんだな、って、さ。」
リンの顔を見てたからかリンと目が合ったからそう答えた。
「あぁ〜。やっぱり初滞在する場所は隅々まで見て回らにゃいと。ただ、そこのドアの中とかは行ってにゃいけどね」
「そうなの〜。安全確認と探検したなの〜」
「あ、あぁ、そうか。そうだね、確かに」
フェアは遊びが半分くらいみたいだけど。
確かに立ち入り禁止にされてないなら行ける範囲内であちこち見て回るべきだったかも。
「あらぁ?でもロウジ達には奥の間へは入らないように言わなかったかしらぁ?」
「んにゃっ」「あぅ〜?なのなの〜」
ん?
あれ?・・・どうだったかな?
「はいぃ〜。確かに奥の間へ行かないように、と言われましたぁ」
「はい〜。確かに奥の間へは行かないように言われてたのでフェアを止めましたぁ」
「あうぅなの〜」
「あ。止めたんだ?」
なんてこったい。
そう言えば後から案内するまでは奥の間へは行かないように、とか言われた気がするな。
「あらあら。まぁ、リンもフェアもここまでしか入っていないのよ、ねぇ?・・・なら、今回は罰を与えるのは止めておいてあげるわぁ。それでぇ?ロウジィ?魔力水の採取はどうするのかしらぁ?」
ん?
「あ、あぁ、そうでしたね。とりあえずここでも先に少し汲んでいきます。で、地下でも採取出来るようなら試してみて。出来なかったり足りないようならまた帰りがけに汲もうかな、と。」
考えてみたらピアリス様の依頼だけで50本分必要だったんだよね。
一度にじゃなくて分けないと大変な労力と時間になるんじゃないか、と思い至ったわけだ。
「あ。そうだったわぁ。本体のピアリスから伝言よぉ?「わたしも結局ここまで来たから少しだけ魔力水は持って行くわぁ。だから魔力水は残り45本だけお願いねぇ〜?」だそうよぉ?良かったわねぇ?少しだけでも減って。」
「・・・ハイ、ソーデスネ」
そうだよ、ピアリス様本人が来てたんじゃん!
まぁ、実際にはトンボ返りみたいなモノだったかもしれないけど。
・・・・5本、5本かぁ。
結局はリンの依頼で作る分と予備とで5本くらいは最低でも見てたから55本が50本になっただけ。
「う〜ん、微妙」
「「ふふふ。瓶に満杯の水が5本分無くなった事を素直に喜んでおきなさいな。さ、汲むなら早めに、ねぇ?」
「あ、は、はい。・・・ごめん、悪いけど皆手伝ってくれるかな?とりあえず30本分だけ汲んで行きたいから。」
アイテムボックスから空き瓶を出しながら皆、ピアリス様・・・ピアリスちゃん以外の皆にお願いする。
「わかったにゃ」「わかったの〜」
「はい、ですぅ」「わかりましたぁ」
壁面の精霊像の周りに半円を描くように噴水のような水場がある。
ただ、残り半円も壁の奥にあるようで水が循環している。
「噴水かと思ったんだけど違うみたいだね」
「にゃ。しかも壁の中、こっちからこう、水が流れてるよぉ?」
「壁の奥の流れから持って来てまた戻してる感じ、でしょうかぁ?」
リンとエリーが軽く流れの先を覗きながら話してる。
ん?
「2人とも水に触ったりしても大丈夫?」
まぁ、俺も魔力が込もってる水という事だから、どんなモノかと触ってみたけど何の影響も無さそうなんだけどさ。
「にゃ?魔力溜まりも出来てにゃさそうだし少し薄いにょかも?特に変にゃ肌触りとか感覚がおかしくにゃったりとかは・・・ないよぉ。大丈夫」
「はい〜。私たちも大丈夫ですぅ〜。フェアが水遊びしそうで怖いけど、それだけですねぇ」
「うん。アリー、それは断固阻止で。ここは薄めの水だから?それとも薄めの水を選んで引き込んでるのかな?・・・あぁ、それか〜、何かで薄くしてるのかな?」
『目』で見ても魔力溜まりが出来ているような感じはないし見えない。
水は普通の目で見ても薄っすらと黄色っぽい光を放っていて、空中にも発散されているのが分かるけど。
「ふふ。ここは魔力溜まりが出来ないように、出来難いようにしてあるのよぉ?煙突みたいなもので上に放出していると考えてくれれば良いわぁ」
「あ、あぁ〜!それでこんな造りなんですね〜?納得です。なるほど〜。」
壁の中に仕掛けあり、という事か。
「ん〜?ロウジィ?にゃにか見える〜?」
それを聞いて俺も水の流れの奥を覗いてみようとする。
「あぁ〜?う〜ん?風の精霊と土の精霊と・・・水の精霊とが・・・?」
よく分からん。
「あらあら。ロウジはまだ目に頼り過ぎ、かしらねぇ?ロウジ?エレメンタルサイトもマジシャンズアイも見る為の目ではあるけれど実際には目そのものではないのよぉ?よぉく思い出してごらんなさい?」
「はい?」
思い出す?何を?
・・・身に付けた時のこと、かな?
・・・ん?あぁ、最初は目を閉じたまま感じ取る事から始めたんだったか。
「んん〜?なの〜?」「なんでしょうかぁ?」「なんなんでしょうねぇ?」
「あ?・・・ひょっとしてそういう事か?」
目を閉じる。
魔力の流れと精霊達の存在、そしてそれらの動き。
うわ。大した量ではないけど自分の魔力を消費してるのが分かる。
「あぁ、こういう事なんだ。実際に働いてるのは風の精霊か。すごく高い所まで吹き上げてる?・・・上空へ持って行って周りにばら撒いてる感じか。・・・あぁ、なるほど。神殿の天辺に風の精霊達が集まってたなぁ。」
うん。
そう言えばなんかやたらと神殿の上に風の精霊がたくさん集まってたんだ。
あれがそうか。あれがこれの一部なんだ。
土の精霊達が風との反発を利用して更に速さと高さを出すのに協力している感じ、だろうか?
「ふふふ。ほんと、物覚えが良いのねぇ。ピアリスちゃん感激だわぁ。」
「いやいや」
誰がちゃんですか、と突っ込もうとしたけどピアリスちゃんだったよ。
「あ。蓋を開けても溢れないくらいの量。満杯にしなくて良いからね?入れた瓶は適当にこっち側、外側に置いていって〜?」
「は〜い」「は〜いなの〜」「「わかりましたぁ」」
・・・・皆水を汲むのに一生懸命になっていた。
うん、ありがたいことだ。
これで精霊草があれば確種薬が作れるわけだけど地下でも安全なら調合しちゃうのも手かもしれないな。
「ロウジ?バットも居るからそれは止めておいた方がぁ、良いと思うわぁ?」
「あ、そうでしたね」
腕を組み少しだけ呆れた声を出したピアリスちゃん。
安全=怪我をし難い、であってさすがに調合なんかは邪魔されそうだ。
ん?待てよ?
「そう言えばうっかりしてましたけど。ここに居るバットとかスネークって毒を持ってたりしますか?」
大事な事だよ。
忘れてたよ。
「んにゃ」
「あらぁ?そうねぇ?言い忘れていたし聞かれなかったからうっかりしていたわぁ。魔獣化しているとまた分からないけれどバットはポイズンバットも生息していたはずねぇ。スネークはこの大陸じゃぁ毒が無い種類の方が少ないわよぉ?毒消しは大丈夫かしらぁ?」
「う〜ん。まぁ大丈夫、だと思います。・・・そうだった。森を歩くついでに草類を採取出来るようならするつもりで出発したはずなのに、どこかへすっとんでた。すっかり忘れてましたよ。」
頭を掻きながら言う。
森の中では緊張してたんだよなぁ。
鑑定しまくるのも少しは慣れたかと思ったんだけど、やっぱり未だに慣れていないし。
「毒消し草類なら少し持ってるの〜」
「あ。はい〜私たちは自分用の薬は一応持ってるので大丈夫ですよぉ?」
「私たち3人は一応は薬は常に持ってますから大丈夫じゃないかとぉ」
妖精3人娘はポンポンと小脇にぶら下げたポーチを叩いてアピールしてくる。
「あ。薬草類が入ってるのか、それ。」
薬瓶が入ってるにしては小さいし、と思ってたんだけど。
「アイテムボックス持ってるので森で集めたばかりの物がほとんどですけどぉ」
「なるほど。じゃぁ、大丈夫かな?麻痺とかの回復薬も俺が持ってるし。」
「にゃぁ。回復薬を持ち歩くにょって基本だから、にゃぁ。」
うん。
考えてみれば全員が先輩冒険者なんだよね。
忘れそうになるけど。
「そっか。・・・うん。30本。とりあえずの魔力水は確保出来ました。ピアリス様、ピアリスちゃん、この先の案内お願いします」
「はいはぁい。じゃぁ、あそこの正面のドアがわたしの執務室よぉ。ついてらっしゃい?」
「?あ、は、はい。」
「「はい」」「はぁいなの〜」「はいですぅ」
執務室?
「わぁっ」「うわぁっ」「なの〜」
「・・・うん。執務室、ですか?私室?」
精霊像の正面、つまり神殿の真ん中の壁に入るように付けられていたドアの先は思い切りベッドが置いてある部屋だった。
アリーは声もなく辺りを見回している。
「ふふふふ。あんまり見ないでねぇん?行き先は更に奥よぉ?さぁ。」
「へ?」
更に奥に繋がるドアを指差され、全員でそちらに向かう。
「ん?」「にゃっ?」「ひゃんっ」「え?」「はい?」
ピアリスちゃんのしっかりとした私室のドアの向こうはただの石の小部屋だった。
何も置いてなく本当にただの石造りの部屋。
更にドアがあるけどこの部屋は何?という。
「ひんやりしてる、なの〜」
この空気に驚いたらしいフェアが俺にくっついて来て言う。
「ここ?は何もないみたいですけど?精霊も居ないし」
「ふふふ。心配しなくてもこの先よぉ。ここは、まぁ、言うなればトラップルーム、かしら、ねぇ?ふふ。」
「うん?」
「トラップ?・・・う〜ん?」
一応マジシャンズアイも開いて見るけど・・・う〜ん・・・一箇所だけ天井に変な魔力があるだけなんだけど、あれがトラップの意味かなぁ?
「あの辺り、かにゃぁ?」
「ん?リンも分かるの?」
はてな?マジシャンズアイとかエレメンタルサイトは持っていないんじゃなかった?
「ん〜。にゃんかあの辺りの石組みに意図を感じるにょよ。それに多分少しだけ風が漏れてる」
「そ、そうなんだ。」
風の精霊は見えないけど。
「ふふふ。ほら、ここはあなた達には関係ないからぁ。ついてらっしゃい?」
「あ、はい?」「は、はい。」
関係ないと言われてしまったよ。
なんだろな?
「・・・あぁ、ここは・・・・階段部屋?」
「階段、なの〜」「階段、ですねぇ」
「・・・階段」
「ふふふふ。面白いわねぇ」
ピアリスちゃんだけが俺たちの反応を見て楽しんでいた。
そこはさっきの部屋のようにただ石造りの部屋で・・・・真ん中辺に下に下りる階段だけがあった。
正に階段部屋としか言いようがなかった。
「今朝はここを開けていたのよぉ。一月に1回開けているのだけれど今回はちょっと時期外れだから少しだけ大変だったわぁ。さ、行ってらっしゃいな。三階まで下りる必要は無いのだけれど、もし下りても三階の最奥の間の扉には触れない事。特にロウジ。良いわねぇ?」
「え?あ、はい。大丈夫です。わかってます。」
うん。
採取さえ出来れば良いからそんな奥まで行くつもりはない。
「じゃぁ、行ってらっしゃい。気を付けて、ねぇ?」
「「「行ってきます」」」「行って来るの〜」「行ってきますです」
さぁ、遺跡・・・地下三階まででなんか大した遺跡じゃなさそうだけど初の遺跡探検だ!
気合い入れていこう!
お読みいただきありがとうございます☆
地下三階まで、しかも踏破が目的ではなく採取目的での遺跡探検開始です。
大して敵になるモノは居ないのですんなりと戻って来られるとは思いますが・・・どうなんでしょうね。
次話更新予定は28日です☆
1日早く投稿出来るようなら活動報告にてお知らせしますヾ(@⌒ー⌒@)ノ