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岩場での接敵?!

岩場へ崖からロープを使って降りようとするロウジとリンですが、フェアが離れた場所から、エリーがロウジ達の側まで来てロウジ達を呼びます。


さてさて、何が起きますか。

「ん?ロウジ達はさっきからなにしてるんですかぁ〜?」


「早く行くなの〜!」


「「え?」」

俺とリンは崖の上から降りやすそうな場所とロープを結ぶのに良い木か岩を探してウロウロキョロキョロしてたんだけど、エリーがそんな質問をしてきた。


フェアはなんか左回りで崖の向こう側へ行こうとしてるのかな?

ん?おや?

いや、まさか、ね。


「2人してこの辺から降りようかと思ってるんだけど。」


「うん。あたしたちは飛べないし。・・・まぁ、あたしだったらこのくらいの崖ならなんとか駆け下りられるかもしれにゃいけど・・・」


「え?」「え〜?あ、そうかぁ!」

ん?

くそぅ、さすが獣人。リンなら単独でロープ使わずに行けるかもしれないのか。

なんてショックも密かに受けつつフェア達の反応に疑問が浮かぶ。


「そうなんだけど。どうかした?」

なんだろうなぁ?


「う〜ん・・・高さがあるから逆に分かりにくいのかな?あ?さっき穴、って言っちゃったのも悪かったですかね?」


「う〜ん?そうかも?あのですね?ロウジとリンの目にどう見えてるか分からないですけど〜。実は穴は斜めになっているので〜。実はこっち側は崖なんですけど、あっちの方にまわると普通に歩いて入れるんですよ〜」

は?


「え?」「んにゃっ?」


エリーに言われてよーく岩場になっている窪地を見渡してみる。


「あぁ〜!ひょっとして、崖みたいになってるのってこっち側半分くらい?向こう側は低くはなってるのかもしれないけど、ほとんど段差程度の高さしかないのかな?」

よく見てみると『穴』には違いないのかもしれないけど、真上から真下へ垂直に掘れたものではなく飛行機の離着陸失敗時のように横滑りして壁に激突したかのような斜めに掘れたようになっているようにも見えた。

半分以上は抉れて崖状になっているみたいだからこの広さだとなかなか全景には気が付けないのかもしれない。


「あれ?向こう側も掘れてるみたいだけど・・・普通に歩けるくらい?みたい?」

リンも気が付いたみたいだ。


「木の高さが同じだから誤魔化されたと言うか目の錯覚に陥るのかな?よく見ないと分からないよ、絶対。・・・向こう側からなら歩いて分かるんだろうけど。」

そうなのだ。

確かにそう言われて見れば多分向こう側からなら普通に歩けそう?とは確かに思うんだけどパッと一望した感じだと高さ、深さが違うのが分からないと思う。


今また見直していても木の高さが揃っているからか、逆に向こう側の木々が深さに合わせて低いのか分からないけど木と穴の対比で多分錯覚を生み出しているんじゃないかな?


「 逆にこちら側から来れば獣に追われて行き止まり〜、なんてことにはならずに済むんですけど〜」

あ。でも慌ててると落ちるかも?などと付け足しながらアリーが俺達がなかなか来ないから不思議がってウロウロしだしたフェアを連れてやって来た。


「2人とも遅い〜なの〜。向こう側にまわるの〜」


「ごめんごめん。俺とリンはこっち側からロープで降りようかと思ってたんだよ。3人はここまでの案内だから離れてくのかな?とかって思ったし。」

フェアに謝る。


「そう、なの〜?あっちの方からなら歩いてでも岩場に入れるの〜。楽なの〜。だからロウジ、早く行くなの。」

そう言うと小さな手で俺の手の平を握って引っ張って行こうとする。


「あ、うわ、うん。」

その小さな手の感触にビックリしてしまうけど、それよりもそのフェアは高さを合わせてはいるけど力も弱く飛んでいるせいで不安定だから歩き出しに戸惑ってしまう。


「そう言うことみたいだから行こう、リン。」


「うん。ただ、妖精達があまり来ない理由が今ので分かったにゃ。地図を見ると向こう側、少し行った先に川があるみたい?にゃんだけど。その辺りから追われてここで追い詰められる、にゃんて事に・・・ううん、むしろひょっとしたらこの辺りを狩場にしてるような奴も居るかも。ロウジ?警戒していこ?」

リンがそう言って俺の隣に来る。

手にはロープを持って。

あ。回収忘れてたよ。


「どう?地図の見方には慣れた感じ?」

リンに一応聞いてみる。


「んんにゃ。建物とかの表記がにゃい地図だから大丈夫。気をつけるにょは川や池とか水場だし。」

地図というものがあまり出回っていないせいで見方も戸惑うかと思ったんだけど、実は冒険者ギルドと商人ギルドで渡されたパンフレットにリアルデ王国図なる簡易地図が載っていて。

実は希望すれば受けられる8日間の新人講習をリンは冒険者ギルドで受けたおかげで基本的な見方は分かるそうだ。


「・・・だけどまさか距離の概念が少し曖昧だとは思わなかった。」


「魔物が出やすい危険地帯もだけど、川とか崖を測るなんて無理に近いしにゃ。地図自体が出回っていにゃいから町から町までの距離は馬車や歩きでどのくらい、って言った方が分かりやすいよ?」


「う。う〜ん。確かに分かりやすい。んだけどねぇ。」

確かに広さも東京ドーム何個分、とかよりも普通に周りを走ってどのくらいの時間がかかる、とか言った方が分かりやすい人は多いのかもしれない。


「けど、距離とか長さの単位はあるんだよね?」


「ん、あるよ?1ミリ、1センチ、1メートル、1キロ、だにゃ。・・・だから距離の1キロはあまり使われてにゃいにぇ。」


「あ、そこは同じなのか。安心したさすがシヴァ神。」


「ん?」

俺が思わず呟くとリンが首を傾げて、不思議そうな顔をする。


「ん?あ、いや、こっちの話。こういう単位とかってどういう風に決まったか、って話はある?・・・俺の居た所だとほとんど創造神のシヴァ神が決めたって言われてるんだけど?」

うん。我ながら上手い、と思った。


「んにゃ?・・・あぁ!確かに大陸が違えば言い伝えられてる事も違うかも。でも確かに世界に溢れているほとんどの物、の、名前はシヴァ神様とパールバティ女神様が創られた際に名付けられた、と伝わってるよ?」

リンはしっかり伝えたい時には一旦言葉を止めてなにぬねの、を口にするようにしたみたいだ。

・・・なんか段々酷くなって来てる気がするしなぁ。


「あ、やっぱりそうなんだね。多分変な名前、というか変に洒落た名前なんかはシヴァ神が名付けたんだろうなぁ。」


「・・・んにゃ?ロウジはシヴァ神様を良く知ってるにょん?・・・ひょっとして・・・?」

・・・おっと?

俺は様も付け忘れてるか?


「ん?ひょっとして、って?なに?」

ひょっとして、の後が良く聞こえなかった。


「ん。・・・ひょっとしてロウジって反シヴァ神派とか敬虔なパールバティ女神様派、とかかにゃ?」

ん?


んん?

「パールバティ女神様派は、まぁ分かるけど反シヴァ神派?」

はてな?

そう言えば向こうでもシヴァ派とヴィシュヌ派とかでの争いはあったけど、なぁ。

ヴィシュヌ神は・・・さすがに来てないだろうな。

居たら牛肉を食べてるのを許すわけがない。


「あ。違うのにゃ?・・・良かったぁ、安心した。ほら。創造神であるシヴァ神様って色んにゃ逸話があるけど、破壊神としても有名にゃ?」

リンがなんか安心した顔をして言ってくる。

んだけど。


「あ、あぁ、うん。破壊神でもあるよね。」

破壊創造神とか言われてたもんな。

ただ、創ったり壊したり放置したりとか聞いたけど、ごめん詳しい逸話は当然知らないんだよね。

まぁ、でもあっちだと大国主命や大黒天よりもむしろ破壊神シヴァとしての面の方が有名な気がするし。


「あ、うん。それでね。村や街の近くに川や湖のような生活にプラスになる、ものなら良いんだけど。いきなり火山が創られたり生活にょ糧を得ていた山が消えたり、なんて事が・・・特に南部で続いたみたい。だから・・・もちろん、南部側じゃにゃいんだけど、南部にょ人には創造神は破壊神だ、崇める人はどうかしてる、とか崇めるにゃ、って創造神を崇めてる人達を襲ったり、とかあるみたいにゃにょよ。それで。だからロウジは?って。気に、なったの」


「・・・ふううむ。なるほどね〜。人間がやらかしたことならかえってすぐに当事者同士の話し合いなんかで解決しそうな事も神様が関わってくるとそうもいかなくなるかぁ。」

ってか、何事もなく平和に暮らしてる所にいきなり火山創られたりしたら、そりゃ暴動だって起こすよ。

何を考えて火山なんか急に創ったりしたのかなぁ?

・・・まさか温泉を創りたくなった、とか。

いや、それなら温泉だけ創れるよな、多分。

よく分からん。


「うん。そうですねぇ。それに創造神様に頭に来てもその辺にいるわけじゃないから創造神様を崇めてる人とか神殿とかを攻撃してるみたいですねぇ〜」


「ん?妖精達にも伝わってるの?そういう話。」

エリーがまた他の2人から離れて話に加わってくる。


「あ、はい。ん〜。と、いうかですねぇ?私達妖精は精霊ほどではないですけど、世界の魔力を受けて産まれてくるのでやっぱり創造神側の存在なわけですよぉ。だから、ですねぇ。」

だから創造神を目の敵にしている相手に見つかればタダでは済まないのだ、と言った。


「うにゃぁ。そうにゃんにぇ」


「うわ、見境があるのかないのか。ひょっとして冒険者になっててもあまり森の外に出ないのって、そういうのもあるのかな?」


「う〜ん。フェアは多分何も考えてないですけどぉ。アリーや女王様はその辺を考えてるんじゃないですかねぇ〜。私もやっかいごとはゴメンですし〜。自分達が傷付けられるならなおさら、ですよねぇ」

・・・なるほど。

アリーが頭脳担当、エリーが戦闘担当、とか考えていたけどエリーもちゃんとしているようだ。

・・・・ま、そうか。王女の護衛がただの脳筋じゃ困るよな。


「そっか。その辺は気を付けないといけないなぁ。フェアやエリー達みたいな妖精なら仲良くしたいし。」


「え?」「にゃ?」

「ん?」


「「・・・あぁ〜」」

ん?

何故そこでリンとエリーが2人して納得してるんだろう?

・・・あ。


「おお!こっちから見るとすごい断崖だぁ。こんな高低差あったのか!」

崖下、というか向かい側に着いたんだけど確かに歩いて入れるソコは『崖になっている岩場』と言うに相応しいものだった。


「ほんとだにぇ〜。これは崖になっている岩場、だにゃん。」

リンも向かい側の崖を眺めて言う。


「ロウジィ〜?さっきの話なんだけど〜」


「ん?何?・・・その伸ばし方はちょっとアレだけど何?」

好きなゲームのキャラクターの名前がたまたま近くてそういた系のゲーム攻略とかキャラクターの話になると嫌な伸ばし方をされて時々仲間内で揶揄(からか)われるのだ。


「精霊も妖精も世界から産まれてくるにょよ?今エリーが言ったけど特に精霊は妖精と違って世界、そのものが形を持ったようにゃ存在だよ?創造神シヴァ様が創られた世界の。」


「うん?うん。そうだね?」

うん?

精霊がナニモノかは分かってるつもりだけど。


「だから、ですねぇ?その世界そのものを使うような、認めて使うような精霊使いという存在も反創造神派って人達は嫌ったり憎んだりしてるんですよ〜。ロウジが気をつけるのは最初から当たり前なんです〜」


「・・・ま、まじか。」

あぁ〜、あれか。

僧侶憎けりゃ袈裟まで憎い、というアレだね。

いや、まぁ、世界そのものの力は確かにとんでもなく大きいから、そういう理屈でなら警戒したりするのは分かるんだけど。

創造神が嫌いだから、憎いからその創造神に近い存在や創ったモノまでも嫌ったり憎んだりっていうのは・・・結局最後に行き着くのは神の追放か世界の崩壊だよね?

・・・・あぁ、アレか?

信仰してる人間を襲うというのはつまりシヴァ神への信仰の力を削ごう、とかか。

・・・うわぁ、道は長いんだろうし面倒臭そうな感じだけど、確かに着実な効果はありそうだ。

・・・それに俺には精霊使い以外に襲われる理由があるしな。


「そっかぁ。精々気をつけるとするよ。人間同士の、そんな信仰するしない、の争いなんてくだらないとも思うしね」

そう言えば「まじか」と言う言葉はアンジェリカさん達に通じなかったなぁ、とか思いつつ少し首を傾げている2人に答える。

あれ?


「うん。」「そうした方が良いですよぉ〜」

「あれ?フェアとアリーは?」


「え?」「んにゃ?」


「そう言えば?」


「2人にゃらそこの穴から匂いがするよ?」


「「穴?」」


「なんだこれ?」「なんだろ、この穴?」


「多分、だけど。ジャイアントアントかフォレストアントの巣穴だと思う。匂いが弱いから今は使われてにゃいと思うよ」

リンが言う。


「ジャイアントアントなら向かってきそうですねぇ?フォレストアントなら量によるけど倒しておきたいかも。」


「ジャイアントアントにフォレストアント?ジャイアントアントはなんとなく分かるけど」


「ジャイアントアントは雑食、ということになってるけど、ほぼ肉食の巨大アリ。人間でも妖精でも食べるよ。フォレストアントは主食が木の皮だから危険はあまりにゃいけど、数が増え過ぎると駆除対象ににゃる。どちらも群れで行動するから数が多い場合はすごくやっかい。」


「どちらも硬いからやっかいです〜」

妖精は、というかフェア達は森の木や草花の管理を担っているとかで(頼まれたとかではなく種族の本能的なものらしい)その森を荒らす存在は見てられないそうだ。


「そう言えばごめん。アントとは関係ないんだけどさ。エリー達の種族ってなんて言うのかな?妖精、妖精って思ってたしリンも特に指摘しなかったから流してたんだけど。」

考えてみれば妖精、っていうのは単独の種族名じゃないんじゃないかな?


「え?知らないんですかぁ?珍しいですねぇ〜」


「ん?あ、うん。俺は他所の大陸から来たばかりでね、あっちには妖精はほとんど居なかったから。」

フェアにアリーにエリーだからフェアリーで良いのかな?とか最初思ったけど多分、だけど俺が妖精って話してる言葉は向こうにはフェアリーって伝わってる可能性がある事に気が付いたんだよね。

こっちに翻訳されて伝わってるのに向こうに日本語がそのまま伝わってるとは考え難いもんな。


「あ、そうなんですねぇ。私達はピクシーですよぉ。人族とかは羽付きとか羽妖精とかって呼ぶ場合もあるみたいですけどね〜」

エリーが教えてくれる。


「あ、そうなんだ。ありがとう。すっきりしたよ。」

羽付き、ピクシーね。

納得だよ。


「・・・〜〜ぁぁぁぁ」


ん?


「んにゃ?」「なんだ?」「なんでしょうか〜?」


何か聞こえたような気がする。


「やぁぁぁぁぁ」

「いやぁぁああああ」


「どこ?」「なんだ?」「フェア?アリー?」

どこだ?


ドガンッドガアッン

「やああああああああっ!!」


「あんなとこ!?」「にゃっ?」「フェア!」


向かい側の崖の右下の穴から爆発とともに飛び出してくる・・・・フェアとアリー。

アリーが後ろに向かって何か魔法をぶっ放したみたいだ。


「あれは・・・スライム?」

見た目でゼリーの塊?とか言いそうになったけど。


「わっわ。まだ出てきてますよ?」


「・・・あれは多いにゃ」


「5匹、6、7?」


ボンッ

あ。

1匹はフェアが使った風の(エアバレット)の魔法で吹っ飛んだから残り6匹になった。


「ロウジ〜〜たすけ〜て〜なの〜!」


「エリー!」

フェアが俺に抱きついてくる、というか胸に体当たりしてくる。

アリーはエリーの名前を叫びながらリンに抱きとめられていた。

・・・・まぁ、あの勢いじゃエリーとアリーは2人とも転がっただろうからねぇ。

ボトッボトッと落ちた薄茶色の平べったい塊はキノコ?




さて、アリの、アントの話をしてたからてっきりここで出るならアントが出てくると思ってたんだけどまさかのスライムとは。


しかもなんか色が紫色の奴が混ざってるんですが。


「ねえ?あれって絶対毒持ってるよね?」


「ポイズンパープルスライム。すごくやっかい。こんなとこに居るにゃんて。こいつじゃあたしは役立たず。」


・・・なんかヤバめらしい。



スライムとの初戦闘。

スライムなんて一番最初にゴブリンなんかと同じく新人が倒すモンスターだと思ってたんだけど・・・なんか皆のこの緊張感を見るとそんなのは間違いだな、と思い直す。



さて。どう動くべきか?




お読みいただきありがとうございます〜!


わたしとフェアがアントの巣穴を探検していたら奥で寝ていたスライム達を刺激してしまいました。

ネコノコシカケも見つけたのですが〜妖精族はスライム達にとってご馳走なのですよね。

ピンチピンチです〜。

水の魔法でなんとか撃退しつつ外へ出れました〜

・・・けど、ポイズンウォーターを飛ばしてくるあのスライムは難敵です〜


ロウジ〜リン〜助けて下さい〜


次話の更新予定は12日ですヾ(@⌒ー⌒@)ノ


すみません。ログイン出来なかったりでやっぱり2時過ぎてしまいました。




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