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0、プロローグ
この小説に出てくる地名、人名等は実在しても全くの無関係なのでご了承ください。
文章の構成を一部見直ししています。
死亡シーン等、残酷なシーンがあるのでご了承ください。
僕の名前は矢倉潤。自分で言うのもなんだけど、弱くて痩せてて、おまけに貧乏な家に住んでる中学一年生。もうすぐ二年生になろうというところなんだけど。
毎日のように倉庫に呼び出されては殴られ・・・・・・そうになる。で、また呼び出されて、殴られ・・・・・・そうになる。
なぜ殴られないかと言えば、何故だか、恐怖心が頂点に達して、避けてしまうらしい。そのせいでさらに相手の怒りをかってしまい、大変な目にあう。でも、呼び出されたら必ず行く。家に乗り込まれたりしたらたまんないから。
これからはじまるのは、僕の何気ない日常から始まった壮絶な物語。