表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生プログラマーの大反乱  作者: 百千万億
第一章
3/19

第2話 いきなりギルドで小火騒ぎ

美里に連れられて外に出ると、露店が並ぶ賑やかな街並みだった。


「いくわよ。」


美里は隼人の手を引き、剣と盾の看板の建物に入っていった。


そこにいた上品そうな女性が声をかけてきた。


「隼人、美里が来たわよ」


「ごめんね。お待たせ(ゆき)(たかし)


全身鎧を着た(たかし)らしい人物が振り返った。


「よく着たな、隼人、美里、早速クエストに行くぞー。お!これなんかどうだ。」


崇は100,000銅貨と書かれた手配書を指した。


「いいわねー。それにしよっか?グリフォンとか久しぶりね。燃えるわ。」


雪が頷いた。


「ちょっと待って。隼人が記憶喪失らしいの。どうしよう私・・・」


「な?大丈夫か隼人、おい!」


崇は心配そうに隼人の腕を掴んだ。


「痛い」


「わりぃわりぃ」


「ちょっとー。女の子なんだから優しくしなさい。」と雪が叱る。


「それはそうと記憶喪失とはな。どうする?」


「そうねえ。困ったわね。今月ピンチだし働かないと。少し簡単なのにしてみる?」


「ならこれなんかどうだ。」


40,000と書かれた手配書を今度は指さした。


「コボルトキング討伐かー。無難ね。」


雪はクエストを受けにカウンターに向かって行った。


「ところで隼人。君は自分が魔法使いだと覚えているかい?」


え?俺が魔法使い、モノは試しだと思い適当にスキル名を呟いた。


「ファイアーボール」


すると火柱が放たれて手配書が何枚か燃え始めた。


「おーい誰か。火を消せ。あの女を取り押さえよ。」


隼人はギルドにいた人達に取り押さえられた。

3人はその様子を呆然と見ていた。


衛兵がやってきて言い放った。


「お前を放火の現行犯で拘束する」


俺は縄で手を縛られて傭兵に拘束されたのだった。


その後、意識を失った。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ