第17話 隼人の記憶 後編
「私はベルク。この部隊の軍隊長をしています。貴方達は我らが領土拡大のため、商品となって貰います。今頃侯爵も他界されたとこだと思いますよ。」
「致し方ありませんね。殺るしかないようですね。お前達。」
そうマーレが言うと10人の女性達が自らの息子・娘を他の母親に託して前に出てきた。
「面白いですね。あの女達は処刑しなさい。反逆罪です。他の人は傷つけてはなりません。大事な商品ですからね。」
「下衆がー。」
マーレ率いる暗殺者達は兵士達と交戦する。
8人の犠牲を出したが、なんとか兵士達を始末する事が出来た。
マーレも重症だった。
「待て。私が悪かった。命だけは助けてくれ。な?な?」
マーレは躊躇なく、ベルクを刺した。
「ぐふ。」
「はぁはぁ・・・私はこれまでのようです。ミーア、ターニャ、後は頼みました・・・」
マーレはミーアの膝枕で息を引き取った。
「逃げるぞ。」
ミーアを先頭にして逃げた。途中、何人もの子供が死んでいった。
400人いたのがたった50人になってしまった。
マギの街に着いた。
「止まれ。お前達は?その服?ま、まさかローアの街の生き残りか?」
「ああ。私はミーア。ただの街人です。マーレ様はお亡くなりなりました。」
「誰が死んだって?」
「へ?マーレ様?」
「よくぞご無事で。でも凄い傷!」
マーレ達は街に入ると怪我人は治療された。
2、3日が過ぎた。
話し合いを行い。マーレ達はマギの街に住むことにした。
両親を亡くした者達は誰かに引き取られた。
美里はこの時、マーレに引き取られた。
しっかり者の美里はマーレを手伝い、3人で素朴な暮らしを送った。
数年後、マーレは結核を患い他界した。
その後、美里と隼人は生活の為に冒険者として、雪と崇と出会いパーティーを組んだのだった。
美里は盗賊、隼人は魔法使い、雪は聖職者、崇は騎士というバランスの良いパーティーだった。
3年間、冒険者として、日々生活を続けて今に至るという訳だった。
次回は本編に戻ります。




