表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

魔法と剣が使えないのでこの五体で戦います。

「ワン!ツー!スリー!フォー」


いつも聞く言葉。この声を聞いているときはいつも倒れている人を眺めている。俺は最強を求めた。世間では人類最強とまで言われてなお、最強を求め鍛え続けた結果KO勝ちしかした事がない。


「シックス!ナイン!テーン!」


ウワー!と歓声がなる。

また勝ったのか。つまらない。まだ、俺は本気を出していない。本気を出せる相手なら何だっていいとさえ思った。銃や刀を使われてもいいとさえ……強くなりすぎると虚しくなると言うが、本当にそのとうりだ、ただ、俺には養う家族がいない。大切なものを守るためにって言う感情も無いのがいけないのだろうか?

そんな事を考えているといつのまにか、口元にマイクが突きつけられていた。


「今回の試合もKO勝ちでしたね!それについて一言お願いします」


正直な話、(つまらなかった)それだけだ。


「今回もKO勝ち出来ましたがやはり、応援して下さる方々あっての勝利だと断言できます!なので、応援してくださる方々の為にもまだまだ強くなって行きたいと思います!」


そうだ、つまらなくてもいいとりあえず強くなろうと。しかし、この人生では無く異世界にでも転生して強くなろう。そして、本気で戦える相手に出会おう。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ