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抹茶プリンアラモード

「お待たせしました! 本日の日替わりランチのチキン南蛮です」


 緑色バニーガール姿のハイエルフと狼獣人の混血であるエルフビーストの女、給仕長兼サブマスターのエヴィー・セラティムが、銀盆に載せた料理の皿をテーブルの上に置いた。


「おおぅ、これも見たこと無い料理だな…」


 出された料理を見ながらドワーフ族の鍛冶職人エルハルト・ライマーが興味深そうに呟く。


「一口サイズにカットした鶏肉に衣を付けて油で揚げた後、南蛮タレというタレに漬け込んで、タルタルソースを掛けた料理です」


 エヴィーの説明を聞きながら、エルハルトは、フォークを取り、皿に盛られたチキン南蛮を一つ刺して口に運んで食べてみる。

 漬けダレに漬かった揚げたての衣がサクッと音を立てたかと思うと、ジューシーな鶏の肉汁が衣に付いた酸味のあるタレと刻んだ茹で卵がゴロッと、入ったタルタルソースのコクと混ざり合い、口の中に広がる。


「……旨い。初めての味だが、こいつは、旨い」

「ありがとうございます! ご一緒に麦飯と味噌スープも試してみて下さいね」


 笑顔で進めるエヴィーに言われて、エルハルトは、もう一つチキン南蛮を口に運んだ後、麦飯を掻き込んでみる。

 麦や米は、パンにするか粥にするぐらいしかしならなかったが、目の前にあるのはよく見る水っぽい粥では無く、ふっくらとした白い米と麦が混ざった物が皿に盛られた。

 チキン南蛮を口に運んだ後、フォークで麦飯を掬って一口して見る。


「おおぅ、こいつは合うな」


 チキン南蛮の味が麦飯に良く合い、更に麦飯が欲しくなる。

 エルハルトは、小さめの木製の椀を手で取り、味噌汁を飲んでみる。


「ミソスープ、魚介の味にコクのある塩みが効いて、これも旨いな」

「麦飯と味噌スープはお代わり自由なのでたくさん食べていって下さいね」

「おおっ、お代わり自由なのは嬉しいな。なら、チキン南蛮を単品でもう一皿頼む」

「畏まりました」


 エルハルトの注文を受け、エヴィーは、嬉しそうに厨房に戻って行った。



 ETC.・・・・。





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