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=BlanK † AWard=  作者: 久遠蒼季、すたりあ、緑茶、リブ本
《ChapterⅡ》
91/99

ⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅠ:Fire

リレー小説『=BlanK † AWard=』

執筆者:鷹樹影虎



   ○



 焔を自在に操る少女に驚嘆する。

 わずかな糸口から理論を組み立て、試行を重ね、入り組んだ論理を突き崩す。

 それを一人で、高校生の少女が、そして、前線で戦闘中に遣り遂げる。

 全く以て、優秀な司令塔である。

 思考、行動に感情のブレがなく、高校生らしからぬ制御性を持つ。以前、自分が所属していた居所で話をしようものなら、鬼才とでも呼ばれそうである。

 そのおかげで、殊、このレイドに対して、何もしていない感触が強い。実際、縦横無尽に一人で立ち回ってくれていたので、本当に何もしていない。

「はぁ」

 茜は大きく溜め息を吐く。深呼吸のつもりが、盛大に溜め息として出る。

 目標と結果が達成できれば、任務完了でそれまでである。

 が、鬱憤が溜まっている。自分に対して。

 それを表立って愚痴にする気はなく、そんな大人気がないことをする気もない。

「Schneewittchen」

 茜は銃口を抗いを見せるレイドに向ける。抑止の緑壁があるが、今からすることには瑣末なものである。遠慮なく溜め込めた力の前に、憂いなどはない。

「Fire」

 フルチャージした7発の銃弾。

 その銃弾は纏まりて、撃ち砕く砲撃に至る。

 鬱憤を晴らすわけではないが、渾身の一撃。止めを刺すための道筋を開く。

 緑壁を打ち壊し、崩れる轟音ともに視界が広がる。

 もはや、遮るものもなく一直線。緑壁の奥に潜むことを許さず、剥き出しにするが圧倒的な火力でレイドを黙らせる。緑壁を隆起させる暇は与えない。

「最後」

「了解!」

 ゆうなは、穂先は輝核の位置に定める。視界良好。この状況下で外すことはない。

 障害は全て薙ぎ払われた今、屠るのみ。

「本当に、これで―――とどめだよ…!」


こんにちは、鷹樹影虎です。

タイトル通り、色んな意味でFireな二人です。

とういか、茜さん。集束してから、長いこと溜め続けてましたね。

某ゲームのサ○スを思い起こします。(笑)

ではでは。


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