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ⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩ:intentional
リレー小説『=BlanK † AWard=』
執筆者:すたりあ
レイドが動く様子はない。そう分かった瞬間ありさが駆け出していく。が、十秒も経たないうちにはね返され、ハインツのもとへと戻って来た。
「ちっ」
大きく舌打ちをして、立ち上がると、彼女はまた性懲りもなく正面からぶつかりにいっては、あしらわれ、を繰り返す。
バシッと強い音。ありさの武器ははじかれ、高い金属音を出しながら地面へと放り出される。占めた、とでもいう風に、大量の糸が武器を絡め取っていく。
「そんなんされてもね」
ありさがアワードを閉じる。再び開くと彼女の右手にはしっかりと《ウィル》が握られていた。
「ほう……」
低く、唸るようにレイドが呟く。
「ならば、狙うべきは」
糸が伸びる。それは、アワードに向かって真っすぐに飛んできた。
どうも、すたりあです。
外が寒いと家から出たくなくなります。
いいですよね、こたつ。
ではまた次回。




