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ⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅥ:spectrum
リレー小説『=BlanK † AWard=』
執筆者:すたりあ
シュッ、とハインツの耳元で鋭い音が過ぎ去っていく。眼前から突然飛んできた何かを、ハインツは捉えることができた。なぜなら、その軌道は、今も彼の真横で張りつめているからだ。
「これは……」
明かりを当てると、きらきらと銀色にきらめく糸がはっきりと見える。暗闇の向こうで待ち構えているであろう脅威の正体は恐らく……。
シュッ、とまたハインツの横を風が切る。今度は逆方向、後ろからだ。
「おい、待てっ!」
ありさが闇に飛び込んでいく。バチバチと自身の武器を光らせて。雷光に照らされ、闇の向こう側の存在と、目を合わすことになる。
鋭い八つの複眼が、見定めをするようにこちらを睨んでいる。鋭い音と共に足元でノイズが鳴る。見ると、通信機が砕かれていた。
ご無沙汰しております、すたりあです。
そろそろタイトルがかぶってないか怖いです。
あと、結構蜘蛛は好きです。蜘蛛の巣はねばっちいので嫌いですが。
では、また次回。




