ⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩ:短絡
リレー小説『=BlanK † AWard=』
執筆者:緑茶
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さながら急降下爆撃のように。
コウモリ型レイドは次々とハインツ達めがけて降ってくる。
「ははは、ははは、やべぇ、やべぇなこりゃ、ははは!」
ハインツは半泣きと半笑いの混ざったような奇妙な表情で逃げている。
「なんで逃げんのよ! 全員倒せばいいじゃない!」
「そう思うよなぁそりゃ……うおっと、この……死に晒せボケがッ!」
ハインツが足元に噛み付いてきた一体を思いっきり蹴り飛ばす。レイドはギャッと悲鳴を上げて倒れ伏せる。
(ひどい……)
「そりゃ俺だって考える! こういう時お前の電撃が便利だってな! でもまわり見てみろ! 水浸しだ! そんな所に雷なんか落としてみろ! どうなると思う!? コウモリと一緒に人間二人分の素敵なグリルが横たわるハメに――」
……ありさは、言った。酷く冷たい声で。
「……水。凍らせばいいんじゃないの。あんたが」
「……」
――。
――……。
「そうだな!」
「うん」
――……数分後。
焦げ付いた匂いと共に、二人はその地帯を脱出した。
どうも緑茶です。
やっぱりハインツは大人と少年の間ぐらいで居て欲しいんですよ。今回はちゃんとした大人がいるので、
それが余計に際立っているというか。
というかノリがドイツ人じゃないですね。実はアメリカ人なんじゃないでしょうか。
そんな彼ですが今後もよろしくお願いします。




