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ⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅥ:still
リレー小説『=BlanK † AWard=』
執筆者:すたりあ
『自分を大事にしろ』
戦闘のノイズ交じりでも、通信機越しにその言葉ははっきりとありさに聞こえた。
ざり、とやすりで心臓を削られる感覚がする。じわじわと不快感が全身に広がっていく。
「むかつく……」
聞こえない程度に呟く……が。
「何か言ったか?」
ハインツに聞こえていたようだ。
「あんたに関係ないでしょ。大体、気のせいじゃないの?」
隠しているのがバレバレのちぐはぐな返事。
年頃の少女の考えは分からないな、とハインツはため息をつく。それよりも、今起きている事の方が重大だ。ハインツはふっと息を吐き出し、気合をいれた。
お久しぶりです。すたりあです。
女の子はどうも本音を隠そうとしますね。
特にありさは強がりですから、人とぶつかることもしばしばです。
ではまた次回。




