ⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅣ:二点
リレー小説『=BlanK † AWard=』
執筆者:リブ本
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「おっ…と危ない!」
飛び出すモールを次郎はしゃがんでかわし、そのまま背後に魔法陣を描こうとした。が、鋭い刺激。死角から飛び出した別のモールがその爪で彼の頬を切り裂いたのだ。
「っ、この…」
咄嗟にしゅるりと伸びた《ワイヤードジェム》の一本が後ろ足に絡みつき、モールは勢いのまま障壁に叩きつけられた。ギュッ、と短い悲鳴を上げるが、やはりというもの大したダメージにはならず、すぐさま殺意を次郎に向ける。
しかし今にも飛び掛らんというところで、タタンッと乾いた二発の銃声がこだました。二発目と同時に輝核の砕ける音、続けざまに輝核に弾かれた一発目が数回跳弾し別のモールが被弾、そのまま地面に落下する!
―――茜はそのモールの無防備な輝核を用心深く破壊した。
体勢を整えた次郎と背中合わせになり、銃口より立ち上る細い煙を軽く吹き散らす。
「あと四体、いけるね?」
「ああ、助かったよ」
頬は出血し、灼けつくように痛む。次郎は照れくさそうに笑った。
そして二人は再び敵に注意をこらす。
「一気にカタをつけよう」
「ああ」
さて恐怖のモグラ叩き、茜と次郎チームの現在の得点は2点でございます。
モグラ叩きというよりもぐら撃ち?細かいことはいいんです。手段はなんであれモグラを攻撃した地点でそれはモグラ叩きと呼んで大丈夫なんです(適当)
そういえば孔雀丸が《ワイヤードジェム》で直接敵を攻撃したのは今回ではじめてなんですが、彼的にはあれは自分の体の一部という感覚で、なおかつレイドに直接触れるのはあまり好かないのでそうは積極的にやらないでしょうね。ある意味レア行動です。
…はい、それでは次回またお会いできると嬉しいです。ありがとうございました!




