ⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅠ:モールモール・パニック!
リレー小説『=BlanK † AWard=』
執筆者:リブ本
地面の隆起が茜目掛けて高速で収束する。
彼女は軽く跳躍すると、、突き出した爪の数々が空を切った。そのまま銃剣で地面を薙ぐが、モールは素早く土の中へともぐりこみ、これもただ土埃を巻き上げるのみ。それらは間髪いれずUターン、更に茜へと迫った。彼女は、かわす、薙ぐ、かわす。レイド達の非常に統率の取れた動きのため、その軌道は見事な幾何学模様を描きつつあった。
茜は銃剣を握りなおす。体力にはまだ余裕はあるが、湿度のためかその手はじっとりと湿っている。
(なんとか地上に引きずり出せれば…)
迫り来る爪撃をかわし、思考する。相手が土の中にいては輝核を狙うことが出来ない。先ほどから、いくらかダメージを与えることは出来ても決定打がひとつもないのだ。この状態が長く続けば最悪、数の力によってこちらが押し切られてしまう――――。
そうなる前に、と蹴り出そうとした瞬間。
「こっちだ!」
次郎が叫ぶ。上からだ。見れば、空中にいくつか障壁が散りばめられ、階段を作っていた。
彼は茜を同じ段に招き寄せてこそっと話す。
「こっちが地面に降りてこなければ相手は困るはずだよ。何せモグラなんだから」
どうも、リブ本です。今回のあらすじ。
謎の卵をめぐりすっげぇ高難易度のモグラ叩きを繰り広げる茜と孔雀丸!!
はたして得点は!?
次回!!!
をお楽しみに。ありがとうございました。




