ⅩⅩⅩⅩⅦ:見えざる脅威
リレー小説『=BlanK † AWard=』
執筆者:リブ本
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次郎は咄嗟にⅡ章を発動。頭上を障壁で塞いだ直後。
ドシン!とその上に超過体重がのしかかった。
「ちょ、ちょっとなんなのこれ! 真っ暗じゃない!」
ありさは慌てふためいた。何者かの影に外界の光が遮られ、視界一面闇に塗りつぶされてしまったのだ。
それは硬い何かで障壁を無茶苦茶に叩きつける。ガラスにナイフを突き立てるような激しい音とともに障壁が軋み始め、次郎はすくみあがった。
「わわっ、これが壊れたら僕たちの脳天がえらいこっちゃだよ」
「えらいこっちゃで済む話じゃないわよ!なんとかならないの?!」
「今はこれしかないんだ!」
そんな会話の最中も激しさを増す攻撃に抗わんと、次郎は《ワイヤードジェム》を滑らせて障壁をなす魔法陣に紋様を描き加え、より緻密なものとしていく。
―――が、鋭い嫌な音。あまりに集中的攻撃を受け続けた障壁がとうとう刃を通してしまったのだ。
次の一撃はそれぞれの脳天に振ってくるだろう。二人は強く目をつぶる。
が、予想とは異なる結果が訪れる。
山頂付近からサイレンのごとく野太くけたたましい咆哮が響き渡ったのだ。同時にピタリ攻撃は止み、再び外界の光が降り注いだ。
「――――行ったの?」
ありさはじっとりと額に浮かんだ汗を拭う。
「どうやら助かったみたいだね」
リブ本です。
怖いですね。なんなんでしょうねあれ。
実は私にもよくわかりません。戦場はますます大混乱、果たして彼らは無事脅威を討ち果たし市民を救うことが出来るのか!!
では次回お会いしましょう。ありがとうございました!




