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=BlanK † AWard=  作者: 久遠蒼季、すたりあ、緑茶、リブ本
《ChapterⅠ》
16/99

ⅩⅥ:夜の明かりと

リレー小説『=BlanK † AWard=』

「ⅩⅥ:夜の明かりと」 ※旧12話

執筆者:リブ本

   ○



 ここ庫森駅前。時間はすでに夜十時を回ったが、まだ人も明かりも多い。

「ほら、しっかりしてくださいよ係長」

 駅の横にある居酒屋から、千鳥足の金髪のサラリーマンと、それを支える眼鏡をかけた若いサラリーマンがずるずると出てきた。人々は煙たそうにそれを一瞥して、それぞれの道を行く。

 ピロロロ、と甲高い着信音。眼鏡のサラリーマンはもう一人を支える手と反対の手で素早く携帯を取り出し、もしもし、とそれに応える。

「うん―――そう、わかった。ありがとう。じゃ」

 手短な会話を終え、携帯を背広のポケットに戻す。そしてすかさず、支えられている方に告げた。

「白井さんから。二十三番のタクシーに乗るそうだ」

ロータリーの向こう側に聳え立つ、庫森シティホテル。そのすそ元ではまさに、『男』が大きな荷物とともにタクシーに乗り込むところであった。

金髪の男は、まったくしらふの声で答える。

「そうか、じゃあ俺たちも行くとするか」

 

「おっちゃん、あっちにいる二十三番のタクシーを追っかけてくれ」

 どかっとタクシーの後部座席に乗り込んだ金髪のサラリーマンは―――ハインツ。

「バレないようにお願いね」

 そう言ってもう一人が眼鏡を外すと、灰色の瞳をした眠たげな目が露になる。次郎だ。

 二十三番は海沿いの道へ続く道に入る。発車したハインツ達のタクシーはそれを追った。

 

 ――あの『男』、塚崎は庫森での目的を大方果たしたために、ここを離れてどこか遠い場所へと移るだろう。それは、彼の大きな荷物を見れば殆ど確定的であった。それなら、人の少ない場所まで泳がせてから急襲し、戦闘に持ち込もう。ハインツたちは、そう考えたのである。


 どうも、リブ本です。

 刑事ドラマの尾行って面白くありませんか?とくに犯人が建物から出てくるところ、私は好きです。

 例にもよって今回も短いので言及することがあまり無いのですが、やりたいことがやれたので満足です。ありがとうございました。次回もよろしくお願いします。

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