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言えない言葉

作者: 山石コウ 

 私には気になる幼馴染みがいる。

 城田留衣(しろたるい)。それが彼の名前だ。

 子供の頃は何の気負いも恥じらいもなく彼と毎日を過ごしていたのに、いつの頃からか、目を見て話をすることが上手く出来なくなっていた。

 私が下を向くと留衣も俯き、ちょっとした沈黙が怖くなった。

 訳もわからず留衣の存在を意識しだしたのは、小学高を卒業する直前だった。それが一体何なのか、その時は深く考えることが出来なかった。

 ギクシャクしだしてからお互いの距離が離れるのは早かった。

 中学生になると、私は女友達とおしゃべりするのが楽しかったし、留衣も男友達とふざけて馬鹿をやっている事が増えた。

 視線だけで留衣の姿を追いかけては、目が合うとどちらともなく逸らしていた。

 中学校の三年間は同じクラスになることは一度もなく、ますますふたりの間は遠くなってしまった。

 それが変わったのは、高校生になったばかりの春だった。

「もしかして、生駒奈々(いこまなな)?」

 クラス発表を確認して、新しい教室に入った途端声をかけられた。

 振り返ると、そこには驚いた顔の留衣がいた。

 こうして彼に向き合うのは、本当に久しぶりだった。

 声が随分低くなった。背も高くなって、肩幅が広くなった。

 私はすっかり男らしく成長してしまった幼馴染みを見上げて頷いた。

「びっくりした。……久しぶりだね」

「あー、確かにこうやって話すのすげー久し振りだな。四年ぶりくらいか?」

 自分から話しかけたくせに、留衣の視線は私と天井を行ったり来たりしている。照れているのか、体がユラユラと揺れて落ち着きがない。

 そんな所は全然変わっていなくて、ちょっと可笑しくなってしまった。

「うん。知ってる人がひとりでもいてくれて良かった。またよろしくね」

「おう、こちらこそ」

 笑顔を向ければ、それ以上の笑顔をくれる。何となく、昔無くした宝物を見つけたような温かい気持ちになった。






「奈々、今帰りか?」

 玄関の前で傘を広げた私に声をかけてきたのは留衣だった。

「丁度良かった。俺、今日傘忘れてきたんだよ。一緒に入れてくんない?」

「いいけど、留衣この柄に耐えられるの?」

 私は持っていた薄紫色の傘を差し出した。フリル付きの花模様の傘は、女子力を高める御利益があるが、男子には近付き難いアイテムだろう。

 案の定、留衣は「うっ」と呻いて眉をしかめた。

「だ、大丈夫。全然いける」

 そう言った留衣の顔は、大分ひきつっていた。

「そう言えば、お前昔からフリルとかリボンとか好きだったよな」

 ふたりで並んで歩きだすと、留衣は傘を見上げながらしみじみと呟いた。私もつられて上を見る。

「そうかな?」

「そうだよ。いつも髪に何かフリフリしたの付けて来て、近藤にちょっかいかけられてただろ」

「あぁ、そう言えばそういうこともあったあった。よくそんな昔のことを覚えてるねぇ」

「……まあな」

 私は傘を留衣の方へと傾けた。彼は体格が大きいので、どうしても体が傘からはみ出してしまうのだ。

 もう少し近付けたら、ふたりとも肩を濡らさずに済むのかもしれない。でも、あと一歩の距離がなかなか埋められない。

「貸して、俺が傘持ってやるよ」

 突然、留衣が私の手から傘をもぎ取った。そして、ふたりの間に存在した僅かな距離を無造作に詰めてきた。

 肩が触れる。

「我慢しろよ。お前そっち側ビショビショだからさ……」

「うん、ありがと」

 留衣の目が見られない。一瞬で体が熱くなって、もう顔を上げることも出来なかった。でも、そんなドキドキがとても心地良い。

 もうこの年になれば、彼の目を見られない理由も分かっている。

 私は、留衣が好きだ。





 転入生が来たのは、学園祭の準備が大分出来上がった頃だった。

九院妃(くいんきさき)です。どうぞよろしくお願いします」

 彼女が深く頭を下げると、柔らかそうな長い髪がふわりと揺れた。顔を上げた彼女を見て、教室の生徒たち全員が息をのむ。

 おとぎ話に出てくるプリンセスのように可憐で可愛らしい。

 少し遅れて男子生徒の感嘆ともつかない声が上がる。

 私はこっそり留衣を見た。彼も九院さんから目が離せないようで、彼女が席に着くのを目で追っている。

 胸の奥が、少しだけチクリと痛んだ。

 九院さんは完璧だった。勉強も良く出来て、運動も得意だった。何より明るく話上手で、そんな彼女は瞬く間にクラスの中心になっていった。

「そういえばさ、九院はあっという間にクラスに馴染んだよなぁ」

 昼休み。留衣も含めた数人の仲の良い友達たちとお弁当を食べている時に、九院さんの話題になった。

「そりゃねぇ。あんだけ人気者になれる要素があったら、誰だって彼女に近付きたいよねー。私だって、この間たまたまバス一緒だったけど、話していて楽しかったもん」

「あ、そういや俺さ、この間留衣と九院がふたりで一緒に帰る所見たよ」

 突然話を振られた留衣は、ちょっと驚いたように目を見開いた。

「帰り道で偶然会っただけだよ」

「羨ましい。何で俺そん時いなかったんだろう」

「いや、俺に聞かれても知らないし……」

 何でもない顔をしてお茶を飲んでいる留衣だが、私は彼の忙しなく動く足元を見て不安になった。きっと、一緒に帰ったのは偶然ではなかったのだろう。





「ねえ生駒さん。ちょっといい?」

 帰り支度をしている途中、九院さんが私に声をかけた。珍しく彼女の周りには誰の姿もない。

「どうしたの? 九院さん」

 彼女が私に話しかけるのは珍しい。

「ここじゃちょっと……。悪いけど、少しだけ付き合ってもらえる?」

 その深刻そうな九院さんの顔を見て、私は不安になりながらも頷いた。

 無言で歩く彼女についていくと、二階の視聴覚室まで案内された。

「ごめんね。急にこんな所に呼ばれてびっくりしたでしょ?」

「少しね。でも、私に話があったんだよね?」

「そうなの。あ、そこ危ないからもう少し離れておいた方がいいよ」

 何が危ないのか分からないが、私は彼女の指し示す場所まで下がった。

 九院さんは窓と私とを交互に見てから、にっこりと笑った。

「うん、そこならだいじょうぶ。そろそろ時間も無くなってきたから、ズバッと話すね」

 九院さんは、私を真っ直ぐに見つめてから口を開いた。

「留衣くんに告白しないで欲しいの」

「え?」

「お願い。生駒さんの気持ちを、留衣くんに絶対に伝えないで」

「え? どうして? 私の気持ちって、何言ってるの?」

「急にこんな話をしてごめんね。でも、最後まで聞いて。私、未来に起こる事が分かるの」

 彼女は一体何の話をしているんだろう。分からない。理解出来ない。

「この世界は、私が昔プレイしていた乙女ゲームにそっくりなの。こんなこと言うとおかしい人だと思われるかもしれないけど……留衣君は攻略対象の内のひとりで……」

「ちょっと待って! そんなこと急に言われても、信じられないよ」

「でも本当の事なんだもん!」

 九院さんは苛立ったように口調を荒げた。

「留衣くんは生駒さんと付き合うと、高校を卒業する前に事故にあって死んじゃうの。バッドエンドで死んじゃうのは留衣くんだけなのよ! 本当は黙っていようと思っていたけど、留衣くんがこのまま死ぬかもしれないのに、じっとしていられなくて……」

 顔を真っ赤にして泣いている九院さんは、嘘を言っているようには見えなかった。

でも、こんな話を信じるわけにはいかない。

「信じてないんでしょ? 全部私の妄想だと思っているんでしょ?」

 九院さんの濡れた瞳が妖しく光った。

「証明できるんだよ。私がこの世界の未来を知っているって、証明してあげる」

 そう言って、九院さんは時計を見上げた。

「あと二分したら、この窓にサッカーボールが飛び込んで来るの。割れた窓ガラスで私が怪我をして、たまたま廊下を通りかかった僧正(そうじょう)先輩が保健室まで私を運んでくれるんだから!」

「僧正先輩って、三年生のあの先輩のこと?」

 背が高く、モデルのように整った顔をした僧正先輩は、全校生徒から人気が高い。ファンクラブまであるという噂だ。

「そう。僧正先輩も攻略キャラだから、彼の行動も私には分かるの」

「そんな……そんな妄想みたいなこと急に言われても困るよ」

「信じるしかないんだよ。ほら、あともう少しで……」

 九院さんが時計を指差すのと、窓ガラスが割れてボール飛び込んで来たのはほとんど同時だった。私は咄嗟に頭を庇ったが、九院さんは窓辺に立ったまま微動だにしなかった。

「ね、言った通りでしょ」

 彼女の手から一筋の血が流れている。割れたガラスが飛んで切ったのだろう。

 信じられない。本当に彼女の予言した通りになった。

 ガラスの破片の中に真っ直ぐに立ち、勝ち誇った笑みを浮かべている九院さんは、いつものクラスの人気者にはもう見えなかった。

「今凄い音がしたけど、大丈夫か!」

 ドアを開けたのは、九院さんが言った通り僧正先輩だった。私は言葉を失った。

「そっちの君は怪我をしているじゃないか! 大変だ、保健室まで送っていこう」

「ありがとうございます、でも、たいした怪我じゃないので」

「駄目だよ。いいからおとなしくして。君は怪我はない?」

 僧正先輩は、九院さんをお姫様抱っこで抱えてから、私に向き直った。

「私は大丈夫です」

「そうか、良かった」

 僧正先輩はホッとした顔で頷くと、

九院さんを抱えて出ていった。後に残された私は、呆然と割れたガラスの欠片と、飛び込んで来た野球のボールを見つめていた。





 この日は眠れなかった。どんなに冷静になろうとしても無理だったし、九院さんが言った言葉がぐるぐると頭の中で回る。

『この世界は、昔私がプレイしていた乙女ゲームそっくりなの』

 誰がこんな話を信じられるだろう。でも……信じない訳にはいかない。

 九院さんが言った通り、ボールが飛んできた後、僧正先輩が助けに来たのだから。

「あれ、でも……」

 九院さんは、サッカーボールが飛んで来ると言った。でも実際に窓を割ったのは野球のボールだった。

「全部が分かる訳じゃないんだ。きっと小さな誤差があるんだ」

 あぁ、でもそんな事は気休めにもならない。留衣が私と付き合えば死んでしまうという未来は、本当に起こってしまうことかもしれない……。

 結局、私は彼女の言う通りにするしかないのだ。




「昨日私が言った事、分かってもらえた?」

 授業の合間の中休み、私と九院さんはまたふたりだけで向き合っていた。

 九院さんの腕には包帯が巻かれている。白くて細い腕にそんな物が巻かれているのは、とても痛々しく見えた。

「えぇ……良く分かった」

 私は九院さんから目を背けた。彼女を正面から見ることが出来ない。

 九院さんはホッとしたように安堵のため息を吐いた。

「良かった。生駒さんになら分かってもらえると思ってた」

 そう言って無邪気な顔を向けてくる。私はどう答えて良いのか分からなかった。

「大丈夫だよ! 私この先のシナリオ全部覚えてるの。相当やり込んだゲームだから、選択肢を間違えたりしない。留衣君は私が絶対に助けるから安心して」

「……うん」

「もう少ししたら学園祭があるでしょ。そこで留衣君のルートに入れば絶対に大丈夫。パラメーターが見えないから、好感度がどうなってるのか分からないのが不安だけど、手応えとしては悪くないと思うんだよね。今は生駒さんとの方が好感度は高そうだけど、最終的な分岐ポイントさえ押さえておけば大丈夫だと思う」

 もう九院さんの言葉は頭に入っては来なかった。彼女の使うゲームの用語が、すごく悲しい。

「それでね、生駒さんに協力して欲しいことがあるの」

「え? ごめん、今何て?」

「もう、ちゃんと聞いててね。学園祭の後には後夜祭があるでしょう? 留衣君はまず生駒さんの所に行くはずだから、その時に私が教室にいる事を伝えてほしいんだ」

「九院さんが最初に留衣に言っておけばいいんじゃないの?」

「それじゃあ駄目。生駒さんの口から言ってもらうことに意味があるのよ。そうじゃないとイベントが起きないかもしれない。言いにくいんだけど、ゲームでは生駒さんが留衣くんの気持ちを察して、そっと後押しするシーンだから……」

 つまり、私は自分から敗北宣言をしなければいけないということなのだろう。

「ごめんね。酷いこと頼んでるのは分かってる。でも、留衣君のためにお願いします」

 九院さんは私に手紙を握らせた。ずるい。そんな事を言われたら、もう断れない。

「ここにゲームと同じ台詞が書かれてる。それを後夜祭の時に留衣君に言ってほしいの」

 それだけ言うと、彼女は悲しそうな顔をして先に教室へ戻ろうとした。

「待って九院さん!……留衣のこと、本当にちゃんと好き?」

「好きだよ」

「そう、良かった」

「……ごめんね」

 気にしないで、とは言えなかった。私は流れてきた涙をそっと拭った。

 その日から、留衣と九院さんの仲は急に深まっていった。





 後夜祭の目玉はキャンプファイヤーを囲んでのフォークダンスだ。輪になって異性と手をつないで踊るのを皆が楽しみにしている。参加は自由だが、結構な人数が毎年集まるらしい。

 私はフォークダンスの輪を外側からぼんやりと眺めていた。友達は一緒に踊ろうと誘ってくれたけれど、私はそれを断った。

 私には役割があるのだから。

 校舎の電気はほとんど落とされていて、職員室だけが明るく光っている。九院さんは今頃クラスに戻って、留衣を待っているのだろうか。

「こんなとこで何やってんの?」

 振り向かなくても声で分かった。

「留衣こそ、独りでどうしたの?」

「俺はさ、あんまりダンスとか好きじゃないから。でも奈々はこういうの好きだろ。踊んないの?」

「ちょっと疲れちゃた。少し休んだら参加するよ」

 私はポケットの中にしまいこんだ紙をギュッと握りしめた。もう何回も読んで、暗記してきた言葉。

「留衣、あのね……」

 いざとなるとなかなかきりだせない。

 本当なら、もっと違う言葉を言うはずだった。私の、本当の気持ちを。でも、それは私のエゴだ。

 もしも留衣が死んでしまったらと考えると、怖くてとても言えなかった。

「私知ってるんだよ。留衣が九院さんの事を気にしているの。ずっと、ずっと留衣を見ていたから」

 留衣が小さく息を飲むのが分かった。

「留衣はもっと自分の気持ちに正直になっていいんだよ。私のことはもう、大丈夫だからさ……」

 涙がぼたぼたと顎から落ちる。それを拭うことも出来ずに私は留衣を見上げた。

「だから、教室で……待っている、九院さんの所に、行ってあげて……」

 用意された台詞は途切れ途切れで、きっと聞き取りづらかったと思う。それでも、私は一生懸命留衣に伝えた。

 悔しい。悲しい。でも好きだから……。大好きだから言えた言葉。

「お前……」

 留衣は驚いた顔をした。

「なんて顔してんだよ」

 それだけ言うと、彼は深呼吸をするように一度息を吸って、吐き出した。

「俺が九院と付き合ってもいいの?」

 私は頷いた。

「もう一緒に昼飯食えなくてもいいわけ?」

 必死になって頷いた。苦しい。痛い。

「むかつく!」

 留衣は低い声でそういうと、私をぎゅっと抱きしめた。容赦の無い抱擁に一瞬息が止まった。

「俺は奈々と昼飯食いたいし、奈々と一緒に休みの日に遊びたい。知ってるみたいだからほんとの事話すけど、九院の事もちょっといいと思ったのは事実だ。でも、俺は奈々と付き合いたい!」

「でも、駄目だよ。それじゃあ留衣が――」

 事故で死んでしまう。

「うるさい! 俺の小学生の頃からの想いをなめんな! それとも、奈々は俺のことなんてどうでもいいのかよ」

 見上げると、留衣は怒ったような顔をしていた。私を抱きしめる手の力は全然緩まないのに、その手は小刻みに震えていた。

 あぁ、私は弱い人間かもしれない。

「私も留衣が好き。小学校の頃からずっと好きだよ」

 ワイシャツに顔を埋めると、懐かしい留衣の匂いがした。



 それから、私は登下校の間は留衣にべったりとくっついた。それはもう、過保護な母親のように。

 道を歩くときには道路側を歩かせなかったし、彼が勝手に走り出さないように常に手も繋いだ。

「なぁ。なんで生駒はお前の登下校にそんなに必死になってんの?」

「さぁ? 俺のおはようからおやすみまで、しっかり守ってくれるんだってさ」

 からかわれても気にしない。だって、これもちょっと幸せだから。

 九院さんは、最初こそ酷い裏切りだと文句を言っていたが、そのうち僧正先輩とお付き合いを始めた。

 彼女は僧正先輩のファンクラブの女の子たちに嫉妬されてちょっと大変そうだったが、その度に僧正先輩が間に入って諌めてくれている。きっと彼女も幸せなんだと思う。




 私たちは無事に高校を卒業して、大学生になった。

「なぁ、家まで送ってくれるのは嬉しいんだけどさ、これっていつまで続くの? っていうか、普通男女逆じゃねぇ?」

「いいの。それじゃあ、また明日ね」

「今日さ、うち親いないんだよ。ちょっとぐらい寄ってけば?」

「……また今度にする。って、ちょっと! 待って……私、まだ心の準備が!」

「いらないいらない、そんなもの」

 これも、幸せ。

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