感覚
掲載日:2012/03/25
今日は良い天気だ、と窓を開けた。
昨日の雨雲はどこかへと消えてしまった。
少しひやりとした冷たい風がふいて火照った身体を冷ます。
大きく息を吸うとわずかな草の匂いがして息をはいた。
掠れた咳が出て喉がカラカラに渇いていることに気づいた。
台所へと行き机の上にあるトマトジュースと烏龍茶を見つめ、
烏龍茶をコップに注ぐ。
ツンとした生臭くて酸っぱい臭いがした。
ああ、と烏龍茶を飲み干した。
机の下には大きい黒いゴミ袋が4つ。
そうだ昨日
わたしは人を殺したんだ。




